男7,085 7,807 5,131 DATA教授・講師陣は確かな専門知識を持つ講師陣が指導、第一線の活躍者の講義も 専任の教授・講師陣は、理論、実技、実習いずれも専攻別に、専門的な内容を教えるのにふさわしい学識、実力、教授歴を持った人物が指導にあたります。兼任講師も多く、実力派のプレーヤー、現役トレーナーらが先生を務めます。最先端のスポーツ界の現状を知ることができ、実力を伸ばすことができます。授業はスポーツ理論や技術論、体のケアなど目的別に内容を学ぶ 学校教諭、保育士、スポーツインストラクター、トレーナー、スポーツビジネススタッフ、プロアスリートなど、目指す道によって違いが出てきます。 スポーツ理論や運動生理学など基礎的なことは、各分野とも共通で学ぶ例が多いです。インストラクターやプロアスリートであれば、各競技の実習や技術論、指導論、安全知識などが専門科目の中心になるでしょう。トレーナーは、けがの予防から処置、栄養管理、体や心をケアする方法などの専門技術を学ぶことになります。スポーツビジネスになると、スポーツに加え、簿記やビジネス能力なども身に付けます。 80〜90分の授業を1日にいくつもこなし、さらに課題提出や部活動に追われるのは忙しいと思われるかもしれません。しかし、好きな人にとっては毎日が新しい発見にあふれ、楽しく充実した日々になります。学費は学科・専攻などで大きな差。案内書などでチェックを 東京都専修学校各種学校協会が調べた、令和2年度専門学校の学生納付金平均はスポーツ系昼間で約120万円です。ただし、分野や学科、昼夜によってかなりの差があります。 専攻分野により授業料などは金額に幅があるため、平均とは違いの出る学校もあります。授業料が安い場合でも、実習費や施設費が多くかかる場合もありますので、一概に授業料だけで比較することはできません。1年次と2年次以降では、入学金やその他諸経費などの違いで納入金に差があり、案内書を見ておくことが必要でしょう。 多くの学校で奨学金制度を利用できます。特に今年はコロナ対策のため、選択肢も広がりました。さらに特待生や貸与の制度を設けている学校もあります。37資格取得は認定校のケース多く、国家資格の養成課程を持つ学校も 日本体育協会の公認スポーツ指導者をはじめ、各種資格が取得できる養成認定校になっているケースが多く見受けられます。 トレーナーと関わる国家資格である柔道整復師や鍼灸師、理学療法士などは、それぞれの養成課程を卒業しなければ国家試験の受験資格を得られません。養成課程を持つ学校に入学する必要があります。就職・進路は教諭からスポーツ関連企業、公務員まで幅広い選択肢 体育教諭、幼稚園教諭・保育士、トレーナー、インストラクター、スポーツビジネススタッフ、スポーツクラブ運営スタッフ、プロアスリートなど、スポーツ系学科の卒業生の進む方向はさまざまです。警察官、消防士など、公務員になるという選択肢もあります。 短期大学・専門学校の場合、大学へ編入学する人もいます。専門学校の体育・スポーツ・健康系の学科は、文化・教養関係と医療関係、教育・社会福祉関係に分かれます。「スポーツ」は文化・教養関係、「柔道整復」「はり・きゅう・あん摩」「理学療法」は医療関係、「保育士養成」「教員養成」は教育・社会福祉関係です。それぞれの学科で学ぶ人数は、下表の通りです。体育・スポーツ・健康系の専門学校の学科別生徒数女計2,325 9,410 2,725 10,532 10,197 5,066 32,828 18,139 14,6891,869 11,343 13,212 4,977 4,175文化・教養関係医療関係教育・社会福祉関係文部科学省「学校基本調査報告書」(令和4年度)より802 区分スポーツ柔道整復はり・きゅう・あん摩理学・作業療法保育士養成教員養成スペシャリストコース
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