分野別ガイドブックNo1
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仕事につくにはチャート( パモ タ ーンル )デ就職各企業採用試験専門学校高校(大学・短期大学)卒業     大学院大学●データアナリスト●ITコンサルタント●システムエンジニア【大学】■データサイエンス学科■情報理工学科■情報システム工学科●デジタルマーケター        など【専門学校】■情報システム科■情報スペシャリスト学科■先端ITシステム科 などどんな仕事?活躍の分野 IT化が進み、社会はビッグデータを活用した新たなビジネスやイノベーションの創出に向かって動き始めています。しかし現在、日本国内におけるデータサイエンティストの数はわずかで、この需要過多の状況は、しばらく続いていくものと予想されています。特にWEBマーケティング業界、また医療現場やスポーツ業界などでも需要が大きくなる見込みです。 データサイエンティストの多くは企業に所属するため、一般的な会社員と同じような待遇ですが、高度な専門知識やスキルが必要となるため、能力によって待遇に差が出やすい職種と言えるようです。関連資格 データサイエンティストとは、IT技術の高度化によって扱えるようになった「ビッグデータ」と呼ばれる複雑で膨大なデータを分析し、ビジネス等に活用できる知見・情報を導き出す専門家です。 現在、WEB上の情報をいかにして収集し、活用するかということが、あらゆる企業にとって非常に重要になっています。データサイエンティストの仕事は、プログラミングスキルに加えて、統計学や機械学習の知識を駆使して、膨大なデータを整理し、クライアントに有益な情報となるように、解析結果を導き出すことです。データサイエンティストが導き出したデータは、市場調査や業務最適化といった企業の抱えるさまざまな問題の解決に活用されます。 データサイエンティストになるために絶対に必要とされる資格等は存在しません。ただし、分析・統計学や各業界のビジネスモデルなど、専門分野における高度な知識やスキルが求められるので、大学や専門学校でデータ分析に関わるプログラム言語を学び、さらに情報処理や統計学を専門的に学習することが必要です。日本ディープラーニング協会の「G検定」やAI講座などでスキルを磨くのも良いでしょう。情報・データサイエンス関連学科情報工学、データサイエンス関連学科関連職業関連学科膨大なデータを統計的に処理する注目の仕事ビッグデータ時代のデータ分析専門家あらゆる分野での活躍が期待される!データサイエンティスト

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