分野別ガイドブックNo1
38/264

●自動車車体整備士●レストア技術者【大学・短大】■自動車工学科●自動車整備士●ハードウェアエンジニア【大学・短大】■システム工学科■情報工学科●カスタムメカニック  など【専門学校】■車体整備科■ボディクラフト科   など【専門学校】■自動車システム工学科■電子機器組込みソフトウェア学科  など 自動車車体整備士は自動車整備の中でも、専門的な整備士で、特に車枠と車体に特化しています。事故によってできたキズやへこみ、ゆがんだフレームを、コンピュータを用いて厳密に計測し修理・復元します。 近年の自動車には高い安全性能が求められます。そのため、事故の際、運転者や接触した人の衝撃を和らげることができるテムエンジニア同様、情報系の学校でシステム開発の基礎を学ぶことが近道となります。しかしシステムエンジニアとはいえ、自動車の構造や、動く仕組みを理解していないことには、自動車の性能を高める開発はできません。エンジンやシャシと違い、構造や扱う領域自体が刻々と変化していくECUの分野で活躍するには、自動車に関する新しい情報をキャッチして、自ら学んでいく姿勢を持つことが大切です。Ⓒあいち造形デザイン専門学校門学校などに進学し、国家資格である「自動車車体整備士」を取得することが必要です。1年課程の車体整備士養成学科を卒業すると最短ルートで取得することができますが、あらゆる事故車に対応するために、エンジンやシャシの知識や技術も必要になるため、「二級自動車整備士」などの整備資格を取得することが望ましいです。なお、自動車整備士として2年以上実務経験があれば国家試験の受験が可能です。ように、自動車自体はあえて「壊れやすく」設計されています。したがって、自動車事故の際には損傷が車枠にまで及び、難しい修理になることが少なくありません。したがって、車体・車枠のスペシャリストである自動車車体整備士の重要性が高くなっていると言えるでしょう。二級自動車整備士資格 将来、自動車車体整備士として働くには、養成学科をもつ専全性や環境性能を高めるために一役買っています。例えば、車間距離を一定に保つ機能、障害物にぶつかりそうになると自動で停止する機能などです。これらはこれから開発が進む自動運転技術に最も重要な部分になりますので、これから需要が多くなると予想されます。 この仕事で働くには、他の製品の組み込みソフトウェアのシス関連職業関連学科関連職業関連学科外傷修復のプロフェッショナル自動車車体整備士進化する自動車のコンピュータのスペシャリスト事故車の外装と安全性能を回復する組み込みソフトで自動車を緻密にコントロール スマートフォンやデジタルカメラから家電製品まで、身の回りのあらゆる製品にはそれらの働きに特化した組み込みソフトウェアが内蔵されています。そんな中でも自動車は、「走るコンピュータ」といっても過言ではないほど多くの組み込みソフトウェアを搭載しています。これらはエレクトロニックコントロールユニット(ECU)と呼ばれ、自動車の安の取得が望ましいシステムエンジニアとしての勉強が必須自動車組み込みソフトウェアエンジニア

元のページ  ../index.html#38

このブックを見る