分野別ガイドブックNo1
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仕事につくにはチャート( パモ タ ーンル )一級建築士免許登録大学院卒業と同時に一級・二級建築士受験資格取得大学短大・専門学校・その他の学校デ高 校 卒 業一級・二級建築士受験資格取得就     職建築物を創りだす、芸術家のような職業といえます。活躍の分野関連資格●建築施工管理技士●インテリア  コーディネーター●インテリアプランナー【大学・短大】■建築学科■環境建設工学科■都市工学科どんな仕事?●インテリア設計士●空間デザイナー●ガーデンデザイナー●照明デザイナー   など【専門学校】■建設エンジニア学科■建築設備科■インテリアデザイン科 などン」を掲げたこともあり、リフォーム市場が拡大しています。断熱材による省エネ対策や耐震補強工事はもちろん、防火性の高い建材で災害時の火災を防ぎ、被害を最小限に抑えようとする動きも各地で始まっています。一方で、太陽光発電システムや蓄電池などを統合監理するHEMS(家庭内エネルギー管理システム)とITとの活用でエネルギーを賢く使う「スマートハウス」も注目。今後ますます高い知識とアイデアを持った建築士の活躍が期待されます。 「建築士」、「木造建築士」のほか、施工計画や安全性・品質などをまとめる「建築施工管理技士」や、設計図をデータ化する「CAD利用技術者」、高齢者や身障者のための「福祉住環境コーディネーター」などがあります。国土交通大臣指定の建築系学科国土交通大臣指定の建築系学科を持つ専門学校(4年制)国土交通大臣指定の建築系学科を持つ短大・専門学校・職業能力開発大学校・短期大学校など公共職業能力開発施設(職業訓練校)実務経験2年実務経験2年実務経験2年実務経験4年実務経験1~3年実務経験4年Ⓒあいち造形デザイン専門学校インターンシップ関連職業関連学科美的センスや柔軟な発想力も活かせる高度な知識と柔軟な発想で建築物を創りあげる芸術家 建築士は「建築士法」で定められた国家資格で、建築物の設計、工事監理を行うほか、契約に関する事務や工事の指導監督などを行います。種類は「一級建築士」、「二級建築士」、「木造建築士」の3種があり、それぞれ扱える建築物の規模などが異なります。 木造建築士は300㎡以下の木造建築物を扱うことができます。二級建築士も規模など制限はありますが、木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造の設計が可能です。一方、一級建築士はすべての建築物の設計・工事監理を行うことができ、学校や病院などの公共施設は一級建築士のみ扱うことができます。また、一級建築士のさらに上位の資格として、「構造設計一級建築士」と「設備設計一級建築士」があります。「一級建築士」として5年以上の経験が必要で、一定規模以上の建築物を設計する際に有資格者の確認が必須になります。 建築士は、建物の使用目的や予算に合わせて法に基づいた設計をします。加えて、依頼主の希望を引き出すコミュニケーション力や柔軟な発想、美的センスなどが求められ、安全で快適な都市開発やリフォーム市場拡大で高度な技術に期待 建築士は、一般住宅や高層建築物などを手がける一方、新空港の建設など、国家や地方のプロジェクトにも参画します。 建設会社、建築設計事務所、不動産会社、ハウスメーカー、建築リフォーム会社などで業務を行いますが、独立・開業して活躍する建築士も大勢います。 建設業界では、被災地の復興工事や公共施設の耐震工事などに加え、インフラ整備や都市開発も盛んです。 また住宅業界では、国土交通省が中古住宅の流通とリフォームの市場規模拡大のための「中古住宅・リフォームトータルプラ建築技術者

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