分野別ガイドブックNo2
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ネイル関連職種関連職種関連職種関連職種・ネイリストネイ・ネイルスクール講師・ネイルアドバイザー・ビューティーアドバイザー・メイクアップアーティスト など化粧品業界注目キーワードクリーンビューティー■現状ネイル業界はコロナ禍でも、自宅でネイルを楽しめるセルフネイル商品の開発を進めるなどの工夫を重ね、一定の市場規模を取り戻しつつあります。メイク・スキンケア業界も、「脱マスク」が進んで人々の化粧頻度が高まり、市場が回復中。一部店舗では、接客時の接触を認めるなど、コロナ前のサービスが復活しつつあります。(2023年度矢野経済研究所)(ネイル白書2020)(ネイル白書2020)<サロン数><市場規模>ネイル<市場規模>メイク(化粧品)●ノンストレス(ネイルクイック)●ネイルズユニーク オブ ジャパン人と環境に優しい化粧品を開発する「クリーンビューティー」がメイク・スキンケア業界で注目されています。人体に有害な成分を排除するだけでなく、生態系に影響を及ぼさないか、劣悪な労働環境で生産された材料を使用していないかなど、多くの企業がこの「クリーンビューティー」の考えのもとで、持続可能な商品開発を進めるようになっています。これまで、美容と社会問題は切り離して考えられることが多かっただけに、業界全体が大きな変化を迎えつつあると言えるでしょう。●ネイル産業の市場規模推移●資生堂 ●コーセー●アルビオン ●花王39204,190186,8206,6006,7906,22045,20045,90043,200152,200159,000137,400(ネイル白書2023)■ネイルサービス市場 ■消費者向けネイル製品市場 ■ネイル教育市場222,250211,5008,250232,1007,250200,70051,2006,70048,50042,700165,500173,650151,300250,000百万円200,000百万円150,000百万円100,000百万円50,000百万円0百万円2015年2019年2020年2021年2022年2023年度(予測)©あいち造形デザイン専門学校ネイル・メイク・スキンケア業界多様性尊重で美のあり方に大きな変化が■展望2010年代半ばから化粧品の輸出市場は急拡大を続けており、コロナ禍以降も勢いは衰えていません。日本メーカーの化粧品に人気がある中国、香港などアジア圏で、輸出の伸びが目立っています。国内では、人々の多様性についての意識が浸透しつつあり、「ネイルやメイクは女性のもの」という固定観念が徐々に薄まりつつあります。メンズ市場の拡大に期待が持たれます。数字・グラフで見る業界データコロナ禍収束後の市場再拡大に期待業界の現状と展望業界を代表する企業例2,155億円(2023年予測)28,150店舗以上2兆3,700億円●スキンケア市場 1兆1,200億円●メイクアップ市場 4,170億円●男性化粧品市場 1,290億円

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