分野別ガイドブックNo2
31/232

大学校・職業能力開発施設(シティースクール)各省庁認定の学校留学 認可外教育機関海外研修企業研修前期修了後いったん就職してから後期へ再入学国や都道府県の認可を受けていない学校を「認可外教育機関」といいます。大学・短大や専門学校と違い法律上の制約を受けないで、自由なカリキュラムを組んでいることが特徴です。このような理由のためにあえて認可を受けていない学校も存在し、社会的な評価が高い機関もあります。但し、理容師・美容師の資格を取得する場合は専門学校等の通信課程を併修する必要があります。ヨーロッパ海外研修旅行などの数週間の実習を経て、本場の知識や技術、雰囲気を学ぶことが一般的です。また学校によっては海外で美容師として働くために必要なライセンスを取得できるコースを設置しています。卒業後は日本で就職するほか、海外で美容師として活躍することもできます。学校を卒業後、期間が空いてしまったり、中退してしまったりなどの場合でも、進学は可能です。例えば、通学が困難な場合は通信教育を活用するのも一つの方法です。また、専門学校や大学以外にも国(各省庁)や都道府県、市町村などが設置した職業能力開発施設などの大学校などがあります。職業能力開発施設は職業技術を学ぶことに特化しているため、就職に有利な場合もあります。専門士は修業年限が2年以上、総授業時間数1700時間以上等の要件を満たした専門学校を卒業した学生に与えられる称号で、大学・専門職大学への編入が可能です。高度専門士は修業年限が4年以上、総授業時間数3400時間以上等の要件を満たした専門学校を卒業した学生に与えられる称号で、大学卒業者と同等以上の学力があると認められる者として、大学院への入学資格が与えられています。定時制高校通信制高校高卒認定専修学校高等課程認可外教育機関(シティースクール)学留海外研修企業研修各省庁認定の学校大学校・職業能力開発施設専門士・高度専門士短期大学士(専門職)3年2年1年専門学校卒から大学院へ併修先の学校で学士・短期大学士の称号や資格を取得現在の高校卒業後の進路は、以前までの「高校卒業→大学・短大・専門職大学・専門職短期大学・専門学校進学→卒業→就職」という単一的なパターンだけでなく、個人のライフスタイルや、個性・適性に合わせた学習が可能な環境が整っています。自分の将来の夢を実現する方法が多いので、一度立ち止まって進路を考えることも必要です。※専門職大学・専門職短期大学の詳細はP.46をご覧下さい。理容系・美容系各種資格取得サポート校専門士2年1年高度専門士4年3年45高校卒業から広がる『学びのネットワーク』高校卒業資格(大学入学資格)高校中退  百貨店(化粧品販売)/ブライダルサロン/福祉・医療施設 etc.高卒資格(大学入学資格)専門職短期大学専門学校

元のページ  ../index.html#31

このブックを見る