4月 入学式 5月 歓迎会 6月 体育祭 7月 就職ガイダンス 実技試験 8月 夏期休暇 9月 始業式 文化祭 10月 セミナー 学科試験 11月 デザインコンテスト 技術発表会 12月 冬期休暇 研修旅行 1月 始業式 2月 実技&学科試験 3月 終業式 58 理容師、美容師はともに国家資格で、理容師法、美容師法という法律によって定められています。これらの資格を得るためには、国家試験に合格しなければなりません。そして、国家試験の受験資格を得るために、理容師なら理容学校、美容師なら美容学校で学ぶ必要があります。 理容、美容は厚生労働大臣または都道府県知事の管轄であり、理容師、美容師の養成施設と認められた学校はすべて「厚生労働大臣指定」または「都道府県知事指定」を受けています。理容、美容学校を調べる際は、必ず「厚生労働大臣指定」または「都道府県知事指定」の有無を確認しましょう。指定を受けている学校は(公財)日本理容美容教育センターの理容師・美容師養成施設一覧に記載されていますので、そちらでも確認できます。 養成施設には、昼間課程、夜間課程、そして通信課程(通信教育コース)があります。それぞれの特徴は以下のようになります。●昼間課程学習期間は2年間で日中に授業を受けます。●夜間課程学習期間は2年から2年半。毎日夕方から行われる授業を受けます。●通信課程学習期間は3年間。教本による通信授業に加え、養成施設での面接授業(スクーリング)が必要です。●ダブルライセンス昼間課程の理容師・美容師のダブルライセンス取得コースや、昼間課程と通信課程の併修など、学校によって学び方や修業年限はさまざまです。※養成施設の指定は、2015年より厚生労働大臣より都道府県知事に権限が移譲されました。入学から卒業までの2年間のスクールライフ(例)実習の内容入学年 健康診断 美 容卒業年始業式セミナー就職ガイダンス体育祭サマーデモンストレーション実技&学科試験夏期休暇始業式文化祭セミナー冬期休暇研修旅行始業式実技&学科試験国家実技試験国家筆記試験卒業式①スキャルプ・トリートメント②カット(基礎・応用)③ワインディング (基礎・応用)④フィンガー・ウエーブ⑤ピンカール⑥デッサン⑦シャンプー⑧ヘア・カラーリング⑨ネイル⑩サロン英会話⑪新日本髪⑫着付け⑬メイク⑭エステティックまずは学校に入ることが大前提昼間・夜間・通信 3つの選択からスタート●養成施設で学ぶ単位について 1単位は30時間〜45時間までの範囲で学校が定めます。卒業までに必要なのは67単位。つまり、最低でも2010時間勉強することになります。学ぶ課目は大きく2種類に分けられます。ひとつめの必修課目(47単位・1410時間)は、厚生労働省の規定によって決められている授業で、どの学校に入っても必ず受けることになる内容です。そしてふたつめは選択必修課目(20単位・600時間)で、各学校が自由に「選択」した課目になっています。選択必修課目は各学校の特徴が現れるので、学校選びのポイントにしましょう。理容師・美容師になるために入学から卒業まで
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