分野別ガイドブックNo2
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公益財団法人理容師美容師試験研修センター交付・免許国家試験(実技・筆記)(スクーリング)を実施自宅に教材が送られて 養成施設を卒業養成施設で面接授業通信授業がスタート61通 信POINT! 通信教育課程は自分のペースで勉強が進められることと、学費が格段に安いことが最大のメリットです。修学期間は昼間課程より1年多い3年制で、教材学習とスクーリング(面接授業)の2本柱で進められます。受講資格は原則的には高卒ですが、中卒者であっても養成施設が行う試験に合格し、入学後に養成施設が実施する講習を受けることを条件に入学できる場合があります。全国には200以上の通信課程を持った厚生労働大臣または都道府県知事指定養成施設があり、社会人や別の業種から資格取得を目指す利用者も増えています。また、理容・美容どちらかの有資格者を対象に、Wライセンスを目指すコースを設置している養成施設も増えています。●自宅で始められる通信教育 通信授業の教材は、修学中の3年間、(公社)日本理容美容教育センターから自宅宛に送られます。配本計画に従って定期的に送られてきますので、自宅学習でも段階を踏んだ学習を進めることができます。通信教育の教科書には、昼間課程にはない参考欄などもあり、通信科生がより学習しやすい構成になっています。また、学習プランや記録に使える「学習用手帳」や、業界情報などが分かる「学習だより」などの補助教材も充実しており、バックアップ体制も万全です。●スクーリング(面接授業)とは? 所属する通信科生に対して各養成施設が行う面接授業のことです。養成施設に登校し、先生から直接指導を受けます。通信教育は基本的に自宅学習のため、スクーリングでは実際の技術指導だけでなくコミュニケーションなども学ぶことができます。一般的には昼間課程が休みの夏休みや春休みに集中して行われ、レポートは毎月一回程度作成し、社団法人日本理容美容センターに提出します。●入学時期は春・秋の年2回 通信課程の入学募集は4月(春)/10月(秋)の年2回、もしくは10月(秋)のみのところがあります。自宅への第1回目の配本は春入学の場合は5月中旬、秋入学の場合は11月中旬以降になります。※募集内容については各養成施設により異なるので必ず確認しましょう。必修科目 関係法規・制度衛生管理保健香粧品化学文化論美容技術理論運営管理美容実習選択必修科目通信教育では8課目の必修課目と5課目の選択必修課目があり、3年間で36通(中卒者は45通)の報告課題を教育センターに提出し、添削指導を受けます。また、スクーリング(面接授業)の単位には、理容・美容店で働きながら受けることを前提にしたものと、そうでないものの2種類があります。従業を前提にした場合は、学校で受けるスクーリングの単位が3年間で60単位(300時間以上)、これに対して従業しない人の場合は120単位(600時間)以上となります。授業時間(スクーリング)10時間以上30時間以上25時間以上30時間以上10時間以上10時間以上5時間以上175時間以上5時間以上●働きながら効率よく学習●勉強時間を自由に調節できる●スクーリングで実技もカバー通信課程(美容科)カリキュラム     *合計300時間通信課程で理容師・美容師になるまで通信教育で国家資格が取得できる!厚生労働大臣または都道府県知事指定養成施設通信課程へ入学(美容店での勤務を前提とした 課程もあります)→→→→→通信課程(3年制)

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