分野別ガイドブックNo2
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5555551555実筆63 国家試験で最初に行うのが、この実技試験です。実技では理容師、美容師の技術の基礎を試されることになります。 試験内容は、財団法人日本理容師美容師試験研修センターから発行されている、理容師(美容師)実技試験課題「技術の解説及び図解」から出題されます。実技試験は減点方式で行われ、以下が合格ラインとなります。●理容師 (1)衛生上の取扱試験:減点20点以下     (2)基礎的技術試験:減点40点以下●美容師 (1)衛生上の取扱試験:減点20点以下     (2)基礎的技術試験 第1課題:減点30点以下               第2課題:減点30点以下 試験は100点満点で60点以上が合格ですが、1課目でも0点があると不合格になります。各課目には以下のような傾向があります。・関係法規・制度:衛生行政、理容・美容師法など・衛生管理:店舗の環境衛生、感染症、消毒法など・保健:人体の機能、皮膚の構造・器官など・香粧品科学:理美容で使用する石けん・洗剤・整髪料・染毛剤・パーマ液などの香粧品など・理容美容理論:用具はもちろん、シャンプー、カット、カラー       リング、美粧技術などの広い範囲から出題設問数10理容師実技試験(実績)●理容の基礎的技術カッティング ……………………………………25分基礎刈・仕上げ刈20分間、セニングカット5分間シェービング・顔面処置…………………………15分整髪 ………………………………………………5分●理容を行う場合の衛生上の取扱い美容師実技試験(実績)●美容の基礎的技術第1課題 カッティング…………………………20分 レイヤースタイルとする。第2課題 ワインディングまたは オールウェーブセッティング………………20/25分●美容を行う場合の衛生上の取扱い理容師・美容師筆記試験課目(実績) 課 目 関係法規・制度及び運営管理 衛生管理公衆衛生・環境衛生 感染症 衛生管理技術(消毒法) 理容・美容保健人体の構造および機能 皮膚科学 香粧品化学 文化論及び理容・美容技術理論 合計 技試験記試験

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