分野別ガイドブックNo3
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大学校・職業能力開発施設(シティースクール)各省庁認定の学校留学 認可外教育機関海外研修企業研修前期修了後いったん就職してから後期へ再入学*資格取得の詳細についてはP71国や都道府県の認可を受けていない学校を「認可外教育機関」といいます。なので、大学・短大や専門学校と違い法律上の制約を受けないで、自由なカリキュラムを組んでいることが特徴です。そのため専門学校に劣らない実習時間や、海外留学プログラムがある充実した内容を用意している学校もあり、高い技術を身に付けられます。ヨーロッパ海外研修旅行などの数週間の実習を経て、本場の知識や技術、雰囲気を学ぶことが一般的ですが、また学校によっては「留学コース」を設置しており、1〜2年間学習した後で海外の調理師学校や製菓学校に留学します。卒業後に日本で就職するほか、そのまま海外でインターンシップを経験できるなど、貴重な経験を通してさらにスキルアップすることができます。学校を卒業後、期間が空いてしまったり、中退してしまったりなどの場合でも、進学は可能です。例えば、通学が困難な場合は通信教育を活用するのも一つの方法です。また、専門学校や大学以外にも国(各省庁)や都道府県、市町村などが設置した職業能力開発大学校などがあります。食物系の分野では福祉調理などを学ぶことができます。専門士は修業年限が2年以上、総授業時間数1700時間以上等の要件を満たした専門学校を卒業した学生に与えられる称号で、大学・専門職大学への編入が可能です。高度専門士は修業年限が4年以上、総授業時間数3400時間以上等の要件を満たした専門学校を卒業した学生に与えられる称号で、大学卒業者と同等以上の学力があると認められる者として、大学院への入学資格が与えられています。定時制高校通信制高校高卒認定専修学校高等課程認可外教育機関(シティースクール)学留海外研修企業研修各省庁認定の学校大学校・職業能力開発施設専門士・高度専門士短期大学士(専門職)3年2年1年専門学校卒から大学院へ併修先の学校で学士・短期大学士の称号や資格を取得現在の高校卒業後の進路は、以前までの「高校卒業→大学・短大・専門職大学・専門職短期大学・専門学校進学→卒業→就職」という単一的なパターンだけでなく、個人のライフスタイルや、個性・適性に合わせた学習が可能な環境が整っています。自分の将来の夢を実現する方法が多いので、一度立ち止まって進路を考えることも必要です。※専門職大学・専門職短期大学の詳細はP.38をご覧下さい。管理栄養士国家試験受験資格取得*(栄養士養成施設の場合、要実務経験)サポート校専門士2年1年高度専門士4年3年37高校卒業から広がる『学びのネットワーク』高校卒業資格(大学入学資格)高校中退介護保健施設/社会福祉施設/学校/給食受託会社/食品開発/飲食店経営 etc.高卒資格(大学入学資格)専門職短期大学専門学校

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