─ 52 ─たビジネス系の資格の取得をめざします。◆福祉エンジニアリング●学校の種類 大学(昼間部4年)・専門学校(2年)など。●授業内容 大学の場合、人間生活工学、人間環境工学、人間システム工学、リハビリテーション工学など。 専門学校の場合、福祉機器設計、機械工学、デザイン工学、電子回路設計、材料学など。●取得目標資格 福祉住環境コーディネーター、ITパスポート、基本情報技術者、CAD利用技術者試験準1・1・2級、電子機器組立技能士、技術英語能力検定3級〜プロフェッショナル、ガス溶接技能者、アーク溶接技能者、スマート弁護士、情報処理活用能力検定、ビジネス能力検定、機械・プラント製図技能士、Photoshop■クリエイター能力認定試験、Illustrator■クリエイター能力認定試験、医療用具製造所責任技術者、義肢装具士など。●卒業後の進路 福祉機器メーカー、各種福祉産業、各種福祉施設、シルバーサービス産業、建設・建築関連会社など。どんな仕事?福祉住環境コーディネーター検定試験Ⓡ義肢装具士どこで学ぶ?専門知識とビジネスセンス、◆福祉ビジネス●学校の種類 大学(昼間部4年)・短期大学・専門学校(2年)など。●授業内容 専門知識として介護や医学、社会福祉について学びます。また専門技能としてカウンセリングや手話・点字などの授業、施設での介護実習を行う学校もあります。ビジネス系ではICTやマナーのほか、サービス論、秘書実務や語学などの授業があります。ビジネス中心の学校、福祉中心の学校で授業内容に違いがあります。●取得目標資格 手話通訳士、医療秘書技能検定、福祉レクリエーション・ワーカーなどの福祉系資格と秘書検定、ITパスポート、日商簿記検定といっ合格率福祉住環境コーディネーター検定試験合格率区 分35.9%2級3級45.5%義肢装具士区 分第35回第36回受験者数6,7662,483受験者数181200合格者数2,4281,131合格者数124162(第1シーズン第50回 2023年度)(第35回(2022年)・36回(2023年)試験結果)合格率68.5%81.0%福祉機器の開発や福祉プランに関わります両方の学びが必要です障がい者や高齢者が質の高い生活を送るための高度な介護技術やサービスの提供、多様な福祉機器や用具の開発、安全で快適な生活空間の構築が緊急のテーマとなっています。福祉に関わる技術やサービスに従事します◆福祉ビジネス 超高齢社会となり、多様な福祉サービスが必要とされるようになりました。国や地方自治体においても、さまざまな福祉のプランが提案されています。 こうした動きに対応して、福祉タクシー・高齢者向け宅配サービスなどのサービスが次々に誕生しています。活躍の場として、リハビリ病院、老人保健施設のほか、福祉機器などを扱う関連産業、近年は福祉と関わりのなかった業界も進出しています。◆福祉エンジニアリング 高齢者や障がい者を対象に、大別して、福祉機器・用具の開発を行うエンジニア、デザインを行うデザイナー、安全・快適な生活空間を設計するデザイナーなどの仕事があります。福祉ビジネス・福祉エンジニアリング
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