語学・観光・ビジネス・経理・法律・公務員系分野の資格・スキル+コミュニケーション能力の習得で希望の就職へ専専門門学学校校ののアアウウトトラライインン 語学・ビジネス分野は、専門学校の中で最も多種多様な学科があります。大きく分けると、商業実務系と文化・教養系となります。 商業実務系は、その名称のとおり、さまざまな分野で知識や技術を身につけ社会で活躍する人材の育成を目的とするもので、いわゆるビジネス分野です。経理、簿記、経営、秘書、パソコンでの文書作成、表計算、またビジネスコミュニケーション術を学びます。 文化・教養系には、翻訳や英会話、通訳・ガイド等の外国語分野や旅行・ホテル、ブライダル、エアライン等のサービス業の分野、マスコミや編集・広報・ジャーナリスト分野、公務員受験指導なども含めた法律・行政分野などが含まれます。 一言でビジネスといっても職種はさまざまです。インターネットの普及にともなう情報関連業界では、新しい職種がどんどん誕生しています。また、従来型の業種でもその形態は時代のニーズにあわせて変化し、発展しています。 この分野の専門学校は、社会の求める人材の育成を目的とし、社会の流れに敏感に対応しています。新しい学科の誕生や教育指導内容の変化など、即戦力となりうる可能性を追求しています。 この分野は社会の動向がさまざまな面で反映されます。特に、①グローバル化、②情報化、③余暇の活用、の3つがあげられます。①グローバル化:日本の企業は、諸外国との緊密な関連のもとで発展していますから、国際舞台で商業活動を進められる実務的人材が大量に必要となるため、語学力、コミュニケーション能力などが必須となります。②情報化:情報化社会とは、情報と知識、人間とそのサービス活動が評価される社会のことです。対人的なサービスの比重が高まり、それを専門とする職業、職種が次々と生まれています。③余暇の活用:働き方改革による余暇の過ごし方の多様化で余暇に対する意識も多岐にわたってきました。それに応じて、余暇産業で働き、サービスを提供する人たちの活動も多方面にわたります。そのために観光・旅行・トラベル系の学科では専門的な知識、国際情勢に対応する知識なども必要になっています。46分 野概 況
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