分野別ガイドブックNo5
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新着情報資格・検定試験 〈どんな仕事?〉業務はさまざま日商PC検定、情報検索応用能力試験、ビジネス文書検定、MOS、MOT、基本情報技術者、ITパスポート試験、実用英語技能検定、秘書検定、ビジネス実務法務検定試験、日商簿記検定など。●一般事務 ●営業事務●総務・法務・受付 等●コールセンタースタッフ■ビジネス情報科 ■総合ビジネス科■ビジネス科 ■OAビジネス科 ■コンピュータビジネス科 など■キャリアビジネス科関連職種関連学科 通常オフィスワークは、民間企業、官公庁、団体などにおいて、資料や契約書などの書類作成、ファイリングのデータ集計・処理のほか、電話や来客の応対、郵便物の仕分けやメール対応などの作業を行います。経理事務や英文事務など専門的なスキル、経験を問われる職種が確立してきたことで、あまり専門性を問われない事務職が該当します。 仕事内容は、勤務する企業の規模や部署によってさまざまですが、商品の受発注から管理、見積書請求書等の作成、オフィスの備品管理、福利厚生制度の整備なども任せられることがあります。事務処理にはパソコンの利用が定着しているので、パソコンの各種操作がスムーズにできること、オフィスソフトなど特定のアプリケーションを扱えることが必要になります。特に、表計算ソフトの関数等の使用や、企業によってはデータベースの応用的な操作が必須な場合もあり、これらが過不足なく使えるようになると有利です。 総務系の業務となると、会社やオフィス内の細かい作業なども行うこともあります。オフィス内で働きやすい環境作りを行うなど、業務の効率アップに貢献できるケースもあります。 コールセンタースタッフは一般消費者からの注文受付や問い合わせ、クレーム対応を担当します。これらの業務は、企業の評判や評価に直接関係するため、きわめて重要となります。その一方で、顧客の声を商品開発やサービスに反映させるための一翼を担っています。ため、着実にキャリアを積み重ねていくことが重要になります。(2023年7月)持っていると有利な資格●ビジネス文書検定(第73回)●日商PC検定(文書作成・データ活用・プレゼン資料作製)次回試験日程ネット試験統一試験日<毎月第3金曜日>〈待遇・収入は?〉区分3級2級1級受験者数 2,432名 977名210名 区分3級2級1級受験者数 19,222名 6,626名 49名49合格者数 2,063名 619名43名 合格率84.8%63.4%20.5%合格者数 15,806名 4,573名 8名〈アドバイス〉(2022年度)合格率82.2%69.0%16.3%信頼されるスタッフに資格取得者には手当支給も 就職先はすべての業種にわたりますので、給与はその業界の基準に従うことになります。業界ごとにかなりの差異がありますが、一般的に男女とも18〜20万円位からが目安です。個人の達成成果が見えにくい業務である正確な仕事と気配りも 企業の業務にいろいろな形で関わり、円滑にビジネスを進める縁の下の力持ち的なポジションになるため、業務での多くのシーンで正確な処理能力が求められます。ビジネス文書検定や日商PC検定などの資格を取得しておくのもよいでしょう。また、企業の業務自体に自身のもつスキルを的確に対応させていく柔軟性を身に付けられるようにしましょう。 もちろん、業務には社内、社外の人との関わりも重要となりますので、しっかりとしたビジネスマナーと共に、上司や同僚、顧客に対しての細かい気配りを身につけておきたいものです。頼られるオフィスのマルチプレーヤー事務

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