新着情報資格・検定試験 〈どんな仕事?〉〈何を学ぶの?〉秘書学科、商社、貿易会社、外資系企業を対象にした国際秘書学科など、それぞれの分野の専門知識をもった秘書を養成しています。 以前は、秘書関連学科は女性を対象としているものがほとんどでしたが、現在は男女共学が一般的となっています。男性秘書を求める企業や職種もありますから、男性の進出も今後ますます増加するでしょう。〈待遇・収入は?〉秘書検定、ビジネス実務マナー検定、CBS検定(国際秘書)、ビジネス能力検定(B検)ジョブパス、実用英語技能検定、オフィス・コミュニケーション英検、ビジネス文書検定、日商ビジネス英語検定、日商簿記検定など。●議員秘書 ●バイリンガルセクレタリー●情報秘書 ■秘書学科 ■ビジネス秘書科 ■情報ビジネス科(秘書・事務コース)■OA秘書科 ●国際秘書 など■国際秘書科■情報秘書科■経営学科秘書科 などは、さまざまな分野で高い評価を受けています。関連職種関連学科(2023年6月実施)持っていると有利な資格●秘書検定(第130回)区分3級2級準1級1級受験者数 7,565名 14,292名 2,816名666名 52合格者数 5,542名 8,226名 1,293名176名 合格率73.3%57.6%45.9%26.4%〈アドバイス〉経営者・管理職者を多方面からバックアップ 秘書とは多忙な経営者や管理職者がスムーズに仕事をこなせるように、そばで支える役目を担います。スケジュールの作成や調整、電話の応対や接客、出張費の精算や文書礼状の作成、会議用資料の準備、手土産の手配など仕事の内容は細かく幅広いものです。これらの細かな仕事を完璧にこなすことによって、企業のトップが職務に追われることなく本業に集中できるのです。 また、企業の各部門と経営陣を結ぶパイプ役でもあります。専門的な学習プラスコンピュータ技能も育てる 秘書関連の学習内容としては、秘書概論、マナー接遇、ビジネス文書などがあります。その他、一般教養として、政治・経済・文化などの社会常識、経営学、心理学、英語・英会話などから、パソコン操作や簿記、商法、民法まで幅広く学び、秘書的な素養に加えて、企業の諸活動を全般的に理解することができる知識・技能をも身につけます。 コンピュータ技能につよい秘書をめざす情報秘書学科、医学的な専門知識を身につける医療気くばり・マナー・身だしなみには要注意 秘書の仕事で大切なのは、細かなことにも気くばりのできるセンス、そして接客、応対の場も多いためマナーやおもてなしの気持ちも必須です。また、コンピュータなどの操作技能や国際感覚も必要とされます。 対人業務が中心となるため、不快感を与えない明るい対応や、テキパキとした事務処理能力も大切です。時間にルーズな性格では秘書の仕事はつとまりません。秘書の与える印象は、そのまま上司のイメージを左右しますので、身だしなみや立ち居振る舞いには特に注意する必要があります。外資系企業は特に能力主義 専門学校の2年課程卒業者は、短大卒と同等の基本給が一般的です。外資系企業の場合は、能力主義ですから、実力によっては年に何回も昇給のチャンスがあります。 秘書専門の仕事以外でも、秘書知識・技術を身につけた人材華やかなイメージの裏で求められる資質秘書
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