新着情報資格・検定試験 〈どんな仕事?〉不動産取引には〈なにを学ぶの?〉持っていると有利な資格土地家屋調査士、行政書士、マンション管理士など。●不動産鑑定士受験者数871名次回試験日程国土交通省のホームページをご確認下さい。●宅地建物取引士受験者数次回試験日程 詳細は公式ホームページをご確認下さい。〈待遇・収入は?〉●不動産鑑定士●宅地建物取引士 など■不動産学科■不動産ビジネス学科■宅建ビジネス学科■法律ビジネス学科■ビジネス法律学科 などの難易度はかなり違います。「不動産鑑定士試験」は、弁護士、公認会計士と並んで3大国家試験といわれるほど権威、難易度ともに高い資格です。試験は短答式の1次試験合格後、論文式の2次試験に合格しなくてはなりません。論文式に出題されるのは経済学や会計学などで、最終合格者は15〜6%程度といわれています。 勤務は不動産鑑定士事務所が大半ですが、信託銀行などの金融機関や建設・土木事務所などでの需要もあります。鑑定士の7割が不動産取引の活発な大都市圏で活躍しています。 「宅地建物取引士試験」は誰でも受験できます。試験は宅地建物取引業に関する実用的知識を判定する問題で四肢択一式の筆記試験です。 不動産鑑定士も宅地建物取引士も不動産という大きなものをお客様相手に調査・鑑定をしたり、売買する信用第一の仕事ですから、計算に強く、冷静な判断を要します。また、お客様の要望をヒアリングし、また説得できる接客術を身につける必要があるでしょう。関連職種関連学科 どちらも国家資格ですが試験(2022年度 論文式試験)(2023年度)合格者数143名合格者数40,025名233,276名59合格率16.4%合格率17.2%〈アドバイス〉欠かせない重要な仕事 不動産鑑定士の仕事は、住宅やマンション、土地などの適正な価格評価です。不動産の取引や金融機関からお金を借りるときの不動産担保の鑑定、また、国や自治体が公共事業のための土地取得の際の価格や、国土交通省の地価公示価格の決定も不動産鑑定士がおこないます。また、不動産の客観的価値に対する調査や分析を行ったり、不動産の利用、取引、投資に関する相談に応じています。 宅地建物取引士は宅建(たっけん)とよばれた宅地建物取引主任者から、2015年度より名称変更され、宅建士(たっけんし)とよばれています。宅建士は、宅地や建物の売買などをおこなう宅地建物取引業(不動産業)で、契約の前に物件の状態や法律上の制限、代金の支払条件など、取引に関わる重要事項の説明が依頼者にできる資格です。不動産会社の事務所は従業員5人に1人の割合で有資格者をおかなければなりません。難関国家試験合格し、資格を取得する経験と実績で収入を上げる どちらの資格も主に不動産業や建築・建設業界で経験を積み、必要に迫られて、またはスキルアップのために取得することが多いようです。そのため、一般社員として入社後、経験と実績を積むことで30代でも年収500万円以上にすることが可能です。特に不動産鑑定士は独立して1,000万円を超える人もいます。冷静な判断力と 接客術が要不動産価格変動の現代、求められる有能な宅建資格者不動産鑑定士・宅地建物取引士
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