分野別ガイドブックNo5
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新着情報資格・検定試験採用身体検査(各官公庁)採用面接名簿登録二次合格発表(面接)二次試験一次合格発表(筆記)一次試験合格 〈どんな仕事?〉採用があります。地方公務員では大卒、高卒ともに、本庁や出先機関において、庶務、経理、政策、また行政事務、学校事務、警察事務などがあります。 総合職、国家一般職(大卒)、上級が「幹部コース」と言われていますが、ここ近年は業務の多忙や働き方改革などの理由から昇任試験受験率が下がる自治体も出てきました。高い倍率 公務員は景気に影響されず、収入や保証の面で男女格差がないことから、公務員試験は比較的高い倍率です。独学で勉強することも可能ですが、専門の教師による過去問題や出題データの分析、論文や面接の合格指導などを受けることができれば合格への確率が高まるでしょう。基礎能力(教養)試験の一般知識〈国家公務員〉●衆議院事務職員●参議院事務職員●裁判所事務官●家庭裁判所調査官■公務員学科■法律行政学科■行政学科●国立国会図書館職員●税務職員■法務ビジネス科■法律実務科〈地方公務員〉●都道府県職員●学校事務職員●警察事務職員●市町村職員は高校までに学習した歴史や理科などの科目。また、一般知能は数的処理かつ文章理解といった思考力を試される問題が出題されます。内容や出題科目は高卒と大卒程度は同様ですが、問題の難易度が異なります。2015年度の総合職試験から、TOEFL®(iBT)、TOEIC®L&R、IELTSTM、実用英語技能検定(英検)の4種の外部英語試験が活用されています。地方公務員は試験内容や受験資格は各地方自治体によって異なりますが、一般的に上級(4年制大卒程度)、中級(短大卒程度)、初級(高校卒程度)の3段階(東京都は1・2・3類)に分類されます。試験区分が事務、土木、電気、水産、心理、福祉などに分かれていますので、好きな仕事を選んで受験ができます。公務員試験は公平平等の試験で、高得点順に合格になります。関連職種関連学科<国家公務員>第2次試験 2023年10月11日(水)〜20日(金)第2次試験 2023年7月12日(水)〜7月28日(金)国家公務員試験採用までの流れ員試験採用用までの流用国家公務員員流れ流試験日程(実績)一般職試験 高卒者試験 第1次試験 2023年9月3日(日) 一般職試験 大卒程度試験 第1次試験 2023年6月11日(日) 61早めの受験対策を募集区分に関係なく、実力が評価される方向へ 公務員の領域は「国家公務員」と「地方公務員」に大別されます。それぞれの職種は多岐にわたり、採用試験や職務の性質、また適用される法律なども異なっています。東京にある中央省庁やその出先機関といった国の機関に勤務するのが国家公務員、都道府県庁や市役所、町村役場をはじめとした地方公共団体に勤務するのが地方公務員です。令和4年の公務員の数は約335.3万人で、その内、約58.9万人が国家公務員、276.4万人が地方公務員といわれています。 国家公務員の事務系職大学卒業程度では、一般職の事務処理の他に、総合職といって主に政策の企画立案等の高度な経験と知識を必要とする業務、専門職の法務省、外務省の専門職員、国税専門官、労働基準監督官、その他の特別職には裁判所職員、衆議院・参議院事務局職員、防衛省専門職員などがあります。また、高校卒業程度での一般職の事務系の採用区分は事務・技術・農業・農業土木・林業の5区分に分かれています。さらに、大卒と同様裁判所職員や衆議院と参議院事務局職員などのグローバル人材育成で国家公務員総合職試験に外部英語試験適用公務員(事務系職)

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