分野別ガイドブックNo5
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新着情報資格・検定試験 〈どんな仕事?〉TOEFLⓇ、TOEICⓇL&R、実用英語技能検定(英検)、通訳案内士検定、ボランティア通訳検定(V通検)、JTFほんやく検定、翻訳技能認定試験(翻訳検定)、観光英語検定、工業英検、オフィス・コミュニケーション英検など。●英語講師●小学校英語指導員●英会話インストラクター●幼児・児童英会話講師■英会話科■英語専攻科■留学科■実務英語科●中国語講師●韓国語講師●フランス語講師●ドイツ語講師 など■国際コミュニケーション学科■中国語科 など資格は必要とされません。しかし、採用を決めるスクールなどには一定の基準が設けられていることが多いようです。採用担当者が求める英語力のほか、TOEICの点数の基準を設けているスクールもあり、基準はまちまちです。一般的には700点以上は必須で、800点がひとつの目安になるでしょう。また、英検準1級以上としているスクールもあります。 語学講師を目指す人は、生徒たちに対して上から教えるというより、まずは英語を好きになってもらえるように楽しくコミュニケーションできることを心掛けましょう。幼児期では正しい発音なども大切ですが、何よりも英語が身近に感じられるような教え方が求められます。 英会話講師は資格より実践力です。特にアクセントが重要視されるので、しっかり身につけておきましょう。就職では留学経験は高く評価されます。グローバルな時代に相応しい知見や語学力の修得を目指しましょう。関連職種関連学科※テスト結果は合格・不合格ではなく、リスニングとリーディングのトータル(10〜990)で表示2024年 (年10回・1日2回実施)〈一次試験〉2023年10月8日(日)(本会場)〈二次試験〉2023年11月5日(日)、11月12日(日)、 11月23日(木・祝)(本会場)持っていると有利な資格●第333回TOEICⓇ L&R テスト(2023年9月) 受験者数:17,950人平均スコア次回試験日程●実用英語技能検定次回試験日程2023年度 第2回検定リスニングセクション327.965リーディングセクショントータル601.8273.9〈待遇・収入は?〉〈アドバイス〉上から教えるのではなく、楽しくコミュニケーションを 2020年度より、小学校5年生から英語が教科として加わることになり、英語の会話能力は今や当然身に付けておくべきスキルになりつつあります。 しかし、小学校の担任の先生は、英語教育の資格を持っていないことから、英会話に特化した特別非常勤講師が必要とされています。特に、小学校では英語能力を身につけるよりも、英語を身近に感じ、コミュニケーションすることを目的としています。楽しく英語に触れながら、着実に学習を進められる講師への需要は高まっています。 また、英会話教室でもネイティブな外国人講師とともに、幼児や小学校低学年を対象に日本人講師の需要もあります。幼児期の語学学習は学習効果が高く、英語に親しみやすい年齢のため、幼児たちに親しまれる講師へのニーズは高くなっています。 一方で、国内で働く外国人のための日本語学校の講師の需要が増していますが、2024年4月より「登録日本語教員」という国家資格取得が義務付けられます。 英会話講師になるには、特に経験とスキルで高収入も 大手の外国語スクールなどでは、正社員を募集することもありますが、ほとんどが非常勤講師としての採用で、レッスンごとに報酬支払いとなります。個人レッスンなどは、スクールごとや経験や能力により違いがあり、時給1,500円〜3,000円位が相場です。人気講師はさらに時給が高くなるケースもあります。留学体験が高く評価幼児から企業人まで、グローバルな人材を育成する語学講師

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