分野別ガイドブックNo5
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新着情報資格・検定試験 −〈どんな仕事?〉DTP検定、CGクリエイター検定、アドビ認定試験制度、マルチメディア検定、日本漢字能力検定、硬筆書写技能検定、実用英語技能検定、日商簿記検定、速記技能検定、校正技能検定など。●編集者●ライター●校正者■マスコミ文芸科■編集制作科■コンピュータ編集科●DTPデザイナー●DTPオペレーター など■DTP科■宣伝クリエイト科■広告学科■メディアプランニング科 など額は前年比6.5%減の1兆1,292億円、対して電子出版市場は前年比7.5%増の5,013億円でした。今後もさらなる需要拡大に期待です。関連職種関連学科(2023年度前期)(2020年8月施行)持っていると有利な資格●画像処理エンジニア検定●DTPエキスパート認証試験申請者数330名次回試験日程(公社)日本印刷技術協会HPを確認してください〈なにを学ぶの?〉区分全体応募者1,031名522名509名ベーシックエキスパート区分54期75合格率69.4%42.7%合格者数192名合格率58.1%〈待遇・収入は?〉〈アドバイス〉情報収集・伝達に携わる仕事 現代人にとって情報は一日たりとも欠かせないものです。この情報の収集や伝達に携わる仕事がマスコミの仕事です。新聞、出版、テレビ・ラジオを指しますが、どの媒体もインターネット配信と密接になりました。 新聞や雑誌の場合を例にとると、これらの編集という仕事は、出版するまでの全工程に関わります。企画を立てスケジュールを組み、レイアウト、原稿の依頼、作成、整理、校正など各業務を正確・迅速に行っていかなくてはなりません。新聞や週刊誌などのように、ニュース性を求めるのか、ファッション誌のようにビジュアルをどう見せるのかなど、媒体により重視する点が異なるため、自分がどの分野に進みたいのか早めに決めておくとよいでしょう。また、一般企業では、社内報やPR誌を作る仕事もあります。 タブレットやスマートフォンで読む電子書籍が登場して久しいですが、紙媒体を中心に出版しているケースも多いです。(公社)全国出版協会・出版科学研究所によると、2022年の出版市場規模は、紙の出版物(書籍・雑誌合計)の推定販売金幅広い教養と実践力を養う 新聞、雑誌、放送、広告などマスコミの世界で活躍するために、基礎知識から専門知識まで幅広い教養と的確な実践力を養成します。授業内容は、マスコミ原論、出版論、放送文化、文章法、現代用語、編集・校正技術、コンピュータ技術、ソフト活用技術、イベント企画、ニューメディア論、コピーライティング、映像文化、時事英語、新聞概論、経済時評、国際事情、新聞時評、ゼミナールなど多彩な科目があります。出版社関係だけでなく 専門学校を卒業した場合は、出版社、雑誌社、広告代理店、編集プロダクション、印刷会社、新聞社などへ就職する率が高いです。また最近では、一般企業でも広報部や宣伝部といった部署で活躍する人もいます。初任給は専門学校2年課程卒業生の場合は、短大卒と同等の扱いで実力によってはそれ以上の収入も可能です。好奇心旺盛であること マスコミ分野への就職は一見華やかであこがれますが、現実には地味な部分が多く、厳しい世界です。広範囲な新しい知識を常に必要とされますので普段から多くのことに興味をもって勉強していなければなりません。電子書籍やWebに広がる、マスコミュニケーション(mass communication)=大衆伝達マスコミ・メディア関係

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