分野別ガイドブックNo7
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仕事につくにはチャート(モパタデ ルー  ン)コンピュータ・デザイン系専門学校   大学 就職 高校 卒 業 音楽・美術・マルチメディア系●ゲームプロデューサー●ゲームシナリオライター●ゲームプログラマー●ゲームビジュアルデザイナー●マルチメディア検定●情報検定●基本情報技術者画する際のコンセプトワークや、シナリオのまとめ方、ゲームハード・ゲームソフトの研究、キャラクターデザインに必要なデッサン、色彩、サウンド、立体映像(3Dグラフィックス)などの知識も身に付けます。最終的には、単なるプログラマーやシステムエンジニアではなく、デザインセンスにあふれたクリエーターとして幅広く活躍できる人材を育成します。 ゲームソフトの業界には、非常に数多くの開発会社があり、活躍の場が広がっています。また、総合電機メーカー、デザインプロダクション、コンピュータ・モバイル関連分野への就職も可能です。 職業としては、ゲームデザイナー、ゲームシナリオライター、ゲームプロデューサー、ストーリーディベロッパー(構成作家)、ビジュアルデザイナー、プロダクションマネージャー、システムエンジニア、サウンドディレクター等がこれに該当します。46写真提供:日本電子専門学校〈どんな仕事〉〈何を学ぶか〉〈卒業後の進路〉・ゲームソフト   メーカー・ゲームソフト制作プロダクション企画ソフトグラフィックサウンドetc.…関連職業関連資格デザイン系最新技術をゲームにするアイデアも必須!ゲームの立案からシナリオ・マニュアルまで幅広くこなす 日本のゲーム産業は質・量ともに世界のトップクラスに成長しました。いわゆる“マルチメディア”の中でも、娯楽・レジャー・エンターテインメントなどで重要な位置を占めているのがゲームであり、大変人気のある分野となっています。最近では、スマートフォンなどでおなじみのソーシャルゲームがヒットしたことの影響もあり、専門のゲームメーカー以外にも多くの企業が参入していますが、大きなヒット商品を創造できるゲームデザイナーは質的にも量的にも人材不足にあると言えるでしょう。ここでいうゲームデザイナーとは、ゲームソフトの企画・立案からシナリオ制作・マニュアル作成までをこなすことのできる、豊かな感性と表現力・創造力を備えたトータルバランスのとれたクリエイターのことです。 ゲームが好きで、コンピュータを使いこなすことができれば、ゲームデザイナーになれるかといえばそうではありません。もちろん熱意は必要ですが、プログラミング知識、みずみずしい感性と深い洞察力、さらにはゲーム以外のことにもさまざまな興味や関心を持てるポジティブな姿勢が求められています。たとえば、Live2Dやメタバースなど最新の技術も、現在では次々とゲームの周辺機器に取り入れられています。これらを実現したのは、ゲームデザイナーたちの旺盛な好奇心と技術力なのです。単なるプログラマーではなく幅広く活躍できるクリエイターをめざす 専門の学科では、コンピュータに関する基礎知識を勉強した後、ゲームソフト制作のためのさまざまな専門知識を習得していきます。ゲームを企総合電機メーカーやコンピュータ関連、デザインプロダクションへの就職も

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