分野別ガイドブックNo7
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●MIDI検定●ヤマハ音楽能力検定●ツアーミュージシャン●DJ●MIDI検定●アイドル歌手●シンガーソングライター●スタジオミュージシャン おもにレコーディングやコンサートで、グループではなく個人の単位でバンドのメンバーとしてプレイします。はじめて見た譜面でも演奏でき、さまざまな音楽ジャンルに対応できる幅広いテクニックが求められます。アレンジャーはソロなどの細部については、スタジオミュージシャンに任せるので即興演奏力も必要です。ギター、キーボード、ベース、ドラム、パーカッション、サックス、トランペット、チェロ、ピアノ、バックコーラスなどがあります。●バンドアーティスト スタジオミュージシャンが個人で演奏するのに対して、バンドアーティストはグループで演奏します。自分たちで作詞、作曲、アレンジをこなすケースが多く、テクニックとアレンジ能力、プロデュース能力も必要になってきます。人気のビジュアル系、インディーズ系はバンドで活躍する人たちが多いです。●クラシック演奏家 ピアノ、バイオリン、チェロ、フルートといった楽器奏者で、オーケストラの一員の場合が多いですが、ソリストとして活躍している人もいます。定期演奏会、記念行事やイベントのコンサートをはじめ、ロックアーティストのライブで演奏することもあります。●ピアノインストラクター 個人レッスンや音楽教室などの講師を務めます。クラシックだけより、ポピュラーも取り入れたり、エレクトーン、デジタルピアノなどを揃えて教えたほうが生徒が集まりやすいようです。●DJ ターンテーブルやミキサーなどの機材を駆使し、曲をつなげたり逆回転させたりする独特の技術で会場を盛り上げるのがDJです。欧米の人気DJは、自作の曲でEDM(エレクトリックダンスミュージック)フェスに出演し、1人で3万人の観客を魅了しています。●ヴォーカリスト バンドでもソロでも、ヴォーカリストには強烈な個性が必要です。発声やステージングから作詞・作曲まで豊かな表現力が求められます。SNSや動画投稿サイトなどで、既存曲やオリジナル曲を歌った作品を発表する“歌い手”として活躍する人もいます。●シンガーソングライター 自分で曲の作詞・作曲を手がけると同時に、その作品を自分のヴォーカルで表現する、パーソナリティを前面に押し出せるシンガーです。歌手に楽曲を提供することもあります。●アニソンシンガー アニメーションの主題歌、子ども番組の歌や童謡などを得意とする歌手。さまざまなジャンルやメロディーを歌いこなすテクニックが必要です。●ダンスシンガー(ダンスヴォーカリスト) 文字通り踊りながら歌うアーティスト。歌唱力はもちろん、ダンサーとしても一流のテクニックと表現力が必要です。テレビやステージで実力を発揮します。●声楽家 クラシックの音楽家は、声楽家、作曲家、演奏家、指揮者に大きく分けられます。また、声楽家は、オペラ歌手とクラシック歌曲の歌手に分類されます。イタリア語やドイツ語で歌うことが多く、演技力とともに語学力も必要です。56〈主な職種〉〈主な職種〉光るプロの演奏テク歌声で音楽を創作関連職業関連資格関連職業関連資格ミュージック系演奏家ミュージック系歌手

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