約5,408億円(2022年度)0 23造 園園 芸フラワー関連職種関連職種関連職種関連職種業界注目キーワードフラワーバレンタイン■現状農業に対する関心の高まりから、都市部を中心に市民農園や貸し農園が増加しています。また、コロナ禍の影響により家庭で、少人数で行える趣味の需要が高まり、特にガーデニングへの興味は幅広い年齢層で広がっています。造園業界においては、海外でも日本庭園の人気は高く、日本人の職人が現地の作業員に教えるというケースも増えつつあります。(経済産業省「商業動態統計月報」/2023年9月公表)(一般財団法人建設業振興基金HP 2023年3月現在)■展望コロナ過での巣ごもり消費によって趣味としての園芸が定着した今、園芸業界の市場は今後も拡大していくと予想されます。フラワー業界は逆にコロナ禍で苦境に立たされましたが、完成度の高いブーケを販売する、産地から直接仕入れた鮮度の高い花を販売する、独創的なカラーの花を開発するなど、高付加価値な商品の展開で業績を伸ばしている企業・店舗も登場しており、過度に悲観する必要はなさそうです。バレンタインデーに花を贈る文化をフラワーバレンタインと呼びます。フラワーバレンタインが広がり始めたのは2011年以降。年間を通じて最も花が売れないのが2月だったことから、業界を挙げたPRを通じて浸透し始めました。結果として、この数年でバレンタインデーに花を購入する男性は倍以上に。花の需要が落ち込む今、こうした取り組みがこれからも業界に求められるでしょう。526,023537,256(経済産業省「商業動態統計月報」/2023年9月公表)540,768<園芸・エクステリア用品の市場規模>●住友林業緑化 ●西武造園 ●西武緑化管理 ●湘南グリーンサービス ●ランドフローラ ●グリーンアンドアーツ など●第一園芸 ●早坂園芸 ●日園 ●ユニバーサル園芸社 ●竹内園芸 など●青山フラワーマーケット ●ジャパン・フラワー・コーポレーション ●BOTANIC ●日比谷花壇 ●メルシーフラワー など・造園デザイナー(造園技術者)造デザイ(造技術/造園師 ・造園技能士・フラワーコーディネーター・グリーンコーディネーター・ガーデンデザイナー など●ホームセンターにおける園芸・エクステリア用品の販売額600,000500,000400,000300,000200,000100,0002020年2021年2022年(単位:百万円)©あいち造形デザイン専門学校造園・園芸・フラワーに関する業界登録造園基幹技能者数2,907人数字・グラフで見る業界のイマコロナ禍以降、市場規模が急拡大業界の現状と展望業界を代表する企業例趣味として定着した園芸の伸びしろは大きい
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