上級中級受験者数432名1,448名53合格者数227名1,104名合格率52.5%76.2%(2022年度実施)進学し、専門の理論と技術を学ぶ必要があります。 バイオテクノロジーは、学問分野としては「生物工学」「応用生物学」と呼ばれることが多いです。具体的な学科では、生命科学科、生物工学科、生命工学科、バイオサイエンス学科、応用バイオ学科などがあります。食品系の開発では、最近では農学部の中に学べる学科が多くなっています。 専門学校では、バイオ学科、バイオテクノロジー学科、バイオ工学科、生命バイオ分析学科、バイオ技術学科などで学ぶことができます。〈なにを学ぶの?〉 大学の例でいうと、1年次には、生命科学、化学、物理学などの基礎科目を実験とともに学びます。2〜3年次には、実験・実習の時間が集中的に組み込まれます。実験操作を実際に体験しながら関連した講義を受けることにより、具体的で効率的な学習が可能になります。4年次では、生物の遺伝子を組み換えたり、動物細胞や植物細胞の研究を行ったり、生物の機能を制御・利用する方法を開発したりします。 専門学校の例では、1年次はまずバイオの基礎となる化学・生物学について学び、実験で理解を深めます。また、微生物学実験では、培養や顕微鏡観察などの基本技術をしっかり身に付けます。2年次は、動物・植物の細胞レベル、遺伝子レベルの高度な内容になります。実験は理論と並行して進められ、講義で学んだことを実験によって自分の目で確かめることができます。また、企業に入ってからすぐに役立つように、実験機器の操作法、器具の使い方、薬品の取り扱いなどの実践的なテクニックを学べます。〈バイオ技術者の活躍分野〉 卒業生の就職先は、食品、醸造、化粧品、医薬品、医療関連機器、化学工業、電子・電気工業などの製造業をはじめ、農林、種苗、畜産、水産、エネルギー、環境、公害防止関連企業にいたるまで多岐にわたっています。研究開発、検査分析、商品開発、生産技術、技術営業など職種の幅も広いので、活躍のフィールドはますます拡大しています。なお、大学院に進学したり、バイオテクノロジーの世界で先端を走る海外の大学に留学したりなど、より高度な研究・開発をめざす人も少なくありません。〈関連ライセンス〉●バイオ技術者 バイオ技術者の資質を認定する民間の資格です。公的な資格ではありませんが、「バイオテクノロジーの資格」と呼べる日本では数少ない資格です。初級、中級、上級の試験があり、初級は農業高校などの学生レベル、中級は大学、短期大学、2年制専門学校卒業レベル、上級は大学、3年制専門学校を卒業し中級バイオ技術者認定試験に合格した人が対象です。●技術士 生物工学部門 生物工学技術分野の国家資格です。生物機能工学、生物プロセス工学の2つの選択科目があります。バイオ技術者認定試験
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