第一種（無利子）第二種（有利子）62 これまで触れてきたように、大学受験、入学には多額の費用が発生します。そこでぜひ知っておきたいのが学費や生活費のサポートを受けられる奨学金。基本的なところから、見ていきましょう。国や都道府県などが運営例：日本学生支援機構（JASSO）など入学金を免除したり、学費を半額にしたりするなど、減免という形で進学を支援。最も有名で利用者が多い！日本学生支援機構（JASSO）国の奨学金・原則、入学前に受給はできない。・ 給付型の場合の注意点…「高等教育の修学支援新制度」の対象校でないと利用できない。・ 貸与型の場合の注意点…卒業後に返済する必要がある（条件により返還期限の猶予を受けることも可）。→その他、右表参照・ 給付型奨学金を受給する場合、貸与できる金額は異なってきます。民間団体や企業などが運営例：あしなが育英会、新聞奨学金など採用条件が厳しく設定されているものがほとんど 4万5千円4万円・5万4千円4万5千円4万円・5万3千円2万円〜12万円（1万円きざみ）※私立大学の医・歯・薬学または、獣医学を履修する課程に在学する場合、上記のほかに、医・歯学課程は16万円、薬・獣医学課程においては14万円の貸与月額を選択することができます。2万円・3万円・4万円・5万1千円2万円・3万円・4万円・5万円・6万4千円2万円・3万円・4万円・5万1千円2万円・3万円・4万円・5万円・6万円貸与 給付 免除区 分自宅通学者国公立2万円・3万円・私立2万円・3万円・国公立2万円・3万円・私立2万円・3万円・大学短期大学専修学校（専門課程）大 学短期大学専門学校（専門課程）※条件により「入学時特別増額貸与奨学金」を利用できます。貸与金額（月額）自宅外通学者（平成30年度以降入学者用）免除型日本学生支援機構の貸与型奨学金制度どこが運営しているの？ 奨学金の運営団体は大きく分けて２つあります。もらえるの？ 返すの？ 費用のサポートを受けられる点においては同じですが、サポートを受けた後についてはいくつかパターンがあります。返済が必要か否かで次のように分けられます。それぞれの奨学金の特徴奨学金公的な奨学金貸与型 返済が必要利子がつくものと、 無利子のものがある民間の奨学金給付型 返済不要まるごとわかる大学基礎講座……その５
元のページ ../index.html#60