大短まるわかり事典 中部版2025
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Check!その他にもチェックしておきたい入試の制度 大学によってはより受験生が受験しやすいよう、便利な制度を導入しているところも。志望校の志望学部についてもチェックしてみましょう。宿泊費・交通費を節約!受験料の割引があることも!まるごとわかる大学基礎講座 その3 入試 ほとんどの大学の選抜で学力が問われる英語。しかし試験当日に英語の試験を行わず、外部の検定を利用する選抜が増えています。4割以上の大学で、すでにこの英語外部試験利用型入試を実施しているのです。ここでいう外部の検定とは、TOEICⓇ、TOEFLⓇ、TEAPなどで、これらのスコアをもとに、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能で英語力を総合的に判断します。  受験生は前もって、英語の検定を受ける必要があり、大学の定める基準スコアを獲得すれば出願できます。受験生にとっては、志望校の求める英語力を事前に知ることができるほか、試験当日は英語以外の科目に集中して受験ができるなどのメリットがあります。地区入試(地方試験)…大学の所在地以外の会場で入試を実施する制度のこと。私立大学の約7割が実施しており、遠方への移動をせず受験できるのがメリットです。Web出願…インターネット上での出願のことで、導入する大学が増えています。受験料の割引や、出願時の記入漏れを防ぐなどのメリットがあります。選抜方法や学部によって導入の有無が異なりますので、事前に確認しましょう。46英語の外部試験利用入試

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