Check!なぜ? 新制度導入の背景と特徴 現在、私たちの社会は大きく変わりつつあります。生産年齢の減少や労働生産性の低迷への対策、国際的な競争力の向上など、多数の課題を解決する必要に迫られているのです。そうした社会の変化に対応できる資質・能力をもった人材を育成するために、国は高校や大学・短大などの教育改革を進めています。その一つが大学の入試制度の改革なのです。 2021年度からの大学・短大入試は、主体性主体性多様性多様性協働性協働性思考力・判断力・思考力・判断力・表現力表現力知識・技能知識・技能38 志望校が決まったら、受験に向けて決めなければならないのが「どの選抜方法で受験をするか」です。2021年度より新しい入試制度「大学入学共通テスト」が始まりましたが、その中でも選抜方法はさまざまなバリエーションがあり、志望大学や自分に合った方法を選ぶ必要があります。 ここでは、新制度導入の背景や、試験のスケジュール、基本的な3つの選抜方法「総合型選抜」「学校推薦型選抜」「一般選抜」について解説していきます。 「知識・技能」 「思考力・判断力・表現力」 「主体性・多様性・協働性」の3つを念頭においた選抜に変わりました。以前の大学入試センター試験や、推薦・AO・一般入試などの個別試験とは異なり、これまでより多面的、総合的に能力を評価する選抜試験になったのです。主体性・多様性・協働性「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか」。身につけたことを社会の中で生かし、よく生きるための力。思考力・判断力・表現力「知っていること、できることをどう使うか」。知識・技能を使って、さまざまな状況に対応するための力。知識・技能「何を理解しているか、何ができるか」。3要素の中でも特に基礎となる力。入試についてまるごとわかる大学基礎講座 その3入試
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