フード系は、人々が生活する上で欠かせない「衣食住」の「食」に関わる重要な分野です。 「栄養」「管理栄養」は健康の側面から「食」を学び、栄養士、管理栄養士を目指します。資格取得後は、病院、学校、官公庁、企業などの給食施設で献立を作成したり、調理の工夫をしたり、また保健センターや病院・調剤薬局などで栄養指導も行います。教員免許を併せて取得し、栄養教諭として学校で食習慣について授業を行うこともできます。 「調理」「製菓・製パン」は、ホテルや飲食店などで料理や菓子、パン、コーヒーなど飲料を提供するための、調理技術や食材の知識などを学びます。調理師、製菓衛生師などの資格取得後、独立開業を目指し、海外で修業を経験する人もいます。そのほかにも、フードコーディネーターとしてメニュー開発から宣伝企画までを提案したり、アスリートの食事を管理するスポーツ栄養士になるなど、活躍の場も広がっています。 コロナ禍の影響もあって、人々の健康意識は一段と高まりました。また、最近では簡単「家庭料理」や「自炊」に関するSNSを栄養士や料理研究家などが紹介しています。食生活アドバイザーも、その活躍が注目されています。54調理・製菓系栄養系調理・製菓を通じて世界の食文化に貢献する●調理 ●製菓・製パン食を通して健康管理と栄養指導を行う●栄養 ●管理栄養健康志向の高まりに必要とされる「食」のプロフ ー ド 系多様な食文化を支えるプロフェッショナル
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