学部・学科・分野まるわかり事典西日本版
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ITを活用して表現する●コンピュータグラフィック●ウェブデザイン デザイン分野では、人々が普段手にするものや目にするものの形状や色彩などを考え、見た目の魅力やクライアントの要望も反映した作品の制作を行います。学校ではデザインの知識や技術とともに実習を通じて経験を積み、プロのデザイナーをめざします。なお、デザイン分野はグラフィックデザイン、Webデザイン、プロダクトデザインなど多種多様なカテゴリーがあり、それぞれ活躍できる業界も、系統の対応する学校や学科も異なっています。進学の際は、自身のめざす分野が学べる学校を選びましょう。現在の視覚表現を大きくリードする分野コンピュータグラフィックス(CG)を各種ソフトを駆使し制作・表現するのがCGデザイナーです。CG技術の革新速度は早いため、常に新しい情報を取り入れ、身につけることが重要です。 デザインとは、「何かしらの目的のためにあるものの姿や機能を作り上げること」を指します。作り手の内面を表現することが目的の芸術作品とは異なり、デザインされる作品は、最初からそれを使ってもらう人の存在を想定しています。イラストなら読者が鑑賞をするために、工芸品や家具ならユーザーがそれを活用するためにデザインをします。絵画や彫刻から建築、空間芸術までデザイナーや美術家は、美術作品やデザイン作品を描いたり形にしたりする仕事です。その対象分野は絵画だけでなく、建築物や空間芸術など視覚的要素のあるものほぼ全てに幅広く及びます。アイデアを描く●デザイン・美術●アニメ ●マンガ●イラスト ●写真カタチあるものを創る●工芸・クラフト●ジュエリー・ アクセサリー・シューズ「UIデザイナー」も注目の仕事に素材を元にプログラムを組み、インターネットで閲覧できるWebサイトをデザインする仕事です。近年では、ユーザビリティを追求する「UI(ユーザーインターフェース)デザイナー」も注目されています。《関連学科》デザイン学科、ビジュアルデザイン学科、総合デザイン学科、デザイン・アート科などP153《関連学科》CG学科、ゲームCG学科、CGクリエイター科、デジタルメディア学科などP153《関連学科》WEBデザイン科、Webクリエイター科、ウェブ・メディア科などP154デザイン・美術系デザイン・美術66CG・Web系工芸系コンピュータグラフィック「用の美」をめざす多種多様なデザインの世界ウェブデザインデザイン・芸術系美しく、使いやすいものを形作る

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