雑貨民芸品など素材の持ち味を生かすこの分野のデザイナーは、天然素材を用いた陶芸、木工、皮革による製品を作ります。学校では素材の種類や特性、デザインや加工技術などを実習中心に学びます。イラストレーターや編集者も目指せる学校ではマンガを描くための技法や知識を実践的に学び、デビューを目指します。身につけた知識や技術は、マンガ雑誌の編集者やイラストレーターとして活躍する際にも役立ちます。クライアントの求めるイラストを手がける本の挿絵、ポスターなど、ジャンルごとにさまざまなイラストを描きます。絵の技術も重要ですが、クライアントの求める作品を創り上げることこそが何より求められます。絵を描く以外にも多種多様な仕事があるアニメ系の仕事は、原画家・動画家(アニメーター)以外にも監督、演出家、背景美術、脚本家、制作進行など多様な仕事が存在します。学校でも、目指す職種によって学科やコースが細分化しています。デジタル全盛で加工技術も重要に写真を撮る仕事は、商業系と美術・アート系の二種類に大別することができます。どちらも学校では、カメラや周辺機器に関する知識全般や人物や風景を撮影、加工するための技術を学びます。《関連学科》プロダクトデザイン科、インテリアデザイン科、クリエイティブデザイン学科、くらしデザイン科など《関連学科》マンガ学科、マンガクリエイト科、マンガ・アニメーション学科、コミックイラスト科などP155P156《関連学科》ジュエリーデザイン科、雑貨&アクセサリーデザイン科、シューズデザイン科など《関連学科》イラストレーション学科、キャラクターデザイン学科、マンガイラスト学科などP155ジュエリー・アクセサリー・シューズ身につけた人を美しくみせ使いやすさを追求指輪やネックレス、革靴など人々が普段身につけるものをデザインします。学校では実習を中心に素材や業界での流通などについて学びます。奥が深くやりがいのある仕事といえます。P156《関連学科》アニメ学科、アニメーション・CG科、アニメ総合学科、アニメ監督・演出科など《関連学科》写真学科、写真デザイン科、フォトグラファ学科、写真コミュニケーション学科などP155P15767工芸・クラフトマンガ観光立国化した今、再注目日本を代表するデザイン「ピクトグラム」競技種目やトイレなど、“誰が見てもわかるように”表現した記号「ピクトグラム」。外国人訪問に備えピクトグラムを使用した最初の国際イベントは、日本人デザイナーの手による1964年の東京オリンピックだといわれています。半世紀以上経った今も改良を重ね、世界共通言語として活用されています。アニメ写真イラストデジタルサイネージデザイナー液晶画面で伝えるポスターデザイン電車の中の広告や駅構内の掲示が、紙に印刷したポスターから液晶画面に替わりつつあります。公共空間などで、デジタル機器を用いて人々にメッセージを伝達する「デジタルサイネージ」が急速に普及しています。液晶画面は動画表現が可能になり、新たな伝達手段として専門デザイナーが注目されています。注目ニュース注目の職業関連分野のニュース&注目の職業関連分野のニュース&注目の職業
元のページ ../index.html#67