学費奨学金まるわかり事典東日本版2025
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下宿生自宅生0.00.20.40.60.81.0 1年間にかかる生活費をみると、自宅通学生と下宿生では倍近くの差があります。最近の学生の仕送り額は減少傾向にあります。そのため、奨学金やアルバイト代で収入を増やすなどし、収支のバランスを考える学生も多くいるようです。新生活を始めてから必要な物が出て0下宿生合計129,240円自宅生合計65,970円その他3,36050,000家庭からの給付70,120アルバイト43,010家庭からの給付10,350100,000150,000円アルバイトアルバイト36,11036,110奨学金19,660その他2,550奨学金10,050下宿生くる場合があるので、新生活のスタート時は、必要最低限のものを用意し、今後の出費に余裕を持たせるのもいいのではないでしょうか。(「2023年度 保護者に聞く新入生調査」参照)。合計 127,500円(第59回学生の消費生活に関する実態調査(2023)より)その他2,290電話代3,190貯金・繰越貯金・繰越14,74014,740食費勉学費1,260書籍費1,500日常費日常費7,3307,33025,880教養娯楽費教養娯楽費12,84012,840住居費54,130交通費4,330(第59回学生の消費生活に関する実態調査(2023)より)※授業料、修学費、通学費等は含まず   (単位:円)自宅生合計 64,340円食費貯金・繰越18,41012,600交通費9,380その他その他1,9301,930教養娯楽費12,770日常費日常費5,0705,070電話代1,460勉学費900書籍費1,300住居費51023学費■自分に合った住まい探しをしよう 下宿生活を送る多くの学生は、民間不動産会社で賃貸住宅を契約したり、大学生協を利用して、大学近隣の部屋を探しています。その他にも、大学が運営する学生寮や、育英会が運営する県人寮、あるいは学生会館や学生マンションなど、さまざまな形態があります。これらは一般の賃貸物件よりも安全性が高いのがメリットです。 右に、「学生寮」「学生会館」「学生マンション」の特徴を簡単にまとめてみましたが、最近では一般の賃貸物件でも学生の利用を前提として設備を充実させている物件も多くなっています。それぞれのメリットを見つけて、自分に合った住まいを探してみましょう。毎月の収入自宅通学生・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約772,080円下宿生(一人暮らしなど)・・・・・・・・・・約1,530,000円●学生寮各大学が運営する学生寮は、キャンパス内にあるというケースもあり、通学の利便性も高いのが特徴です。同じ大学の学生が住んでいるため、情報の共有ができることがメリットといえます。●学生会館学生だけが入居できます。管理人が常駐していて、多くの場合、食事や家具・家電がついているのが特徴で、寮のように共用施設が充実しています。●学生マンション入居者を学生限定にしている物件で、女子専用マンション・フロアもあります。また、セキリュティサポートが充実しています。基本的には門限はなく自炊の生活になるので、自分のペースで一人暮らしがしたい人におすすめです。毎月の支出入学後の生活費はどのくらいかかるの?下宿先にはどんなものがあるの?1年間にかかる生活費は?

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