おもな専攻カリキュラム・建築史 ・建築設計・構造力学 ・都市計画・建築材料 ・インテリアデザイン・建築環境工学 ・建築防災【資格・進路】建築、土木、都市づくりのスペシャリストとして各方面で活躍できる 卒業生の多くは、建築士やプラントエン住宅メーカーなどの民間企業、あるいは、ジニア、測量士、土木施工管理技士、建築地方公務員の土木職、建築職などです。ま施工管理技士、インテリアデザイナー、空た、測量士や土木施工管理技士、建築施工間デザイナー、エクステリアデザイナーな管理技士、プラントエンジニアの場合には、どのスペシャリストとして活躍しています。海外での土木構造物やプラント建設に携わ就職先は、総合建設会社、建築設計事務所、り、現地で技術指導にあたるケースもあります。◯土木工学 道路、橋、トンネルなどの道路施設や、空港、港湾、河川、鉄道などのインフラ、さらに、通信や上下水道などのライフラインの構造や設計、施工、工事計画が対象となる学問です。 とくに建造物の構造や耐久性は重etc.●工学部 建築工学、土木工学、都市工学を学ぶには、工学部に入学し、それぞれの研究分野を専攻するのが一般的です。◯建築工学 おもに建築物の計画・設計、構造・材料、環境・設備の各分野について学びます。企画・設計から施工までの建築プロセス、さらには運用段階や保全・改修、解体に至るまで、建物のライフサイクルすべてが学びの対象です。 建築工学において重要なのは、安全な建物づくりに必要な力学を駆使する一方で、使いやすさやデザイン性にも気を配り、環境・福祉的な側面や芸術的な要素も加えていくことです。これらを達成するために、あらゆる側面から建築について考え、学ぶことが求められます。その一環として、建築文化史、インテリアデザイン、製図、CADによる設計・デザインの実践にも取り組みます。 なお、「建築工学科」ではなく「建築学科」としては、工学部以外にもさまざまな大学の美術学部、芸術学部、造形学部などに設置されています。●建築学部 建築や都市に対する社会的なニーズが急激に変化してきている中、さまざまな課題に対応した建築を実現するため、工学の枠組みを越えた考え方が必要になってきました。建築学部では工学的な考え方のみではなく、人文科学・社会科学・芸術などを含めた幅広い視点から建築を考えます。・建築学・土木・環境工学関連する学問系統おもな学 科要視され、「構造力学」や「応用力学」は重要な科目となります。また、「土質・地盤工学」「コンクリート工学」「土木材料学」なども学んでいきます。◯都市工学 都市工学は都市づくりに焦点を当てた学問です。建物をどのように配置すれば快適な都市生活が送れるのか、コミュニティや文化を育むことができるのかを学習し、考えていきます。近年では都市再生も重要な課題となっており、既存の環境をどう作り変えていくか、その方向性や手順について研究します。また、少子高齢化社会に向けて、子育てがしやすく、高齢者が安心して暮らすことができる都市の構築も望まれています。・土木工学科・建築学科 ・建築工学科 ・社会環境工学科・都市システム工学科 ・建築デザイン学科・建築・環境デザイン学科・環境建設工学科 etc.13おもな建築・土木・都市工学系学部人と地球にやさしい建物と都市を創造する学問紹介自然環境と共生し安心・安全な家づくり、街づくりを目指す 東日本大震災を機に、地震や災害に強く、省エネルギーなど環境に配慮した住まいや街づくりに対する需要が高まりました。建築・土木・都市工学系は、人々が安心して社会生活を営むための住宅などの建築物や都市インフラ、または、自然と調和した都市環境などを研究する学問です。 建築工学にしろ、土木工学、都市工学にしろ、「工学」と名前がついているのは、その機能性や耐久性、快適性などに対して科学的なアプローチを行うことを意味しています。そのため、いずれの場合も力学に関する知識が必須で、数学や物理を駆使した計算も頻繁に行います。そうした理工系の知識や技術が必要となる一方で、地球環境への配慮、芸術的なデザインセンス、さらには社会トレンドや未来予測といった情報に関心があることも求められます。〈Architecture・Civil Engineering〉建築・土木・都市工学系学部
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