学びのすすめNo6_2025
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アスリート系14● 学びの内容おもな専攻カリキュラム・スポーツ運動学・スポーツ心理学・スポーツ医学・体育運動学・武道概論・体育・スポーツ史・スポーツ・レジャー・レクリエーション論・コンディショニング演習関連する学問系統・アスリート系・競技スポーツ学科 ・武道学科・スポーツ科学科  ・体育学科・スポーツ健康科学科 ・武道教育学科・スポーツ教育学科 ・スポーツ国際学科etc.おもな学 科○武道概論 武道と関わる文化や教育、学校への導入などの事例から、武道の概要、歴史、現代武道の存在意義などについて学びます。また、実践的に技や型なども学びます。大学のカリキュラムやどの武道に焦点を当てるかによって、学ぶ内容はさまざまです。etc.【資格・進路】プロアスリートだけでなく、支える立場として働く道も アスリート系学部の卒業後は、企業の 身体が資本であるアスリートは、ほかのスポーツチームに所属し、プロのアスリー職業と比べると現役引退が比較的早い仕トとして活躍する道が開かれています。ま事です。プロのスポーツ選手を目指す人は、た、アスリートをサポートする道に進んだ先を見据えて実技以外の学問分野にも視り、大学院に進学してさらに知識を深めた野を広げておくことが大切です。りする人もいます。●体育学部 運動・スポーツを科学的な視点からとらえ、専門的な知識と技能を修得します。また、プロのアスリートを目指す人や、アスリートを支える仕事を志す人向けの学問を学ぶことができます。大学によっては海外研修で実践力を磨くプログラムもあり、運動技術・パフォーマンス力の向上はもちろん、スポーツの楽しさを人に伝える力やサポートする力が身につきます。 オリンピックや国際大会を目指す人、プロのアスリートとして活躍したい人が多く集まる学部ですが、体育教諭などの指導者、スポーツ科学研究者、スポーツイベントの企画・運営に携わる仕事に就きたい人にも向いています。○スポーツ運動学 運動ができるようになるまでの過程にはどのくらいの段階があるのか、どのような方法・手段で学び、指導すればよいのか、助言やアドバイスはどのように与えると効果的か、といった内容を中心に学んでいきます。将来的に運動指導に携わる仕事を目指す人にとっては必須となる学問分野です。○スポーツ心理学 選手の思考、行動心理、精神状態などを研究します。また、レクリエーションとしてスポーツをする人が、スポーツを通して心地よさを感じる理由なども研究します。実験や調査などに関する講義を受け、スポーツをする人の考え方などをより深く探究していく学問です。●スポーツ科学部 スポーツに関する知識・理論・実践を学び、豊かな人間性を身につけたスポーツや健康運動のスペシャリストを目指します。体育学部はほかのアスリート系学部に比べプロのスポーツ選手を目指す人が多いのに対し、スポーツ科学部には指導者や民間企業へ進みたい学生が多く集まります。そのため、専門性の高い学科が多く、実技演習よりも科学分野に力を入れた講義が多い点が特徴的です。●人間科学部 人間をさまざまな角度から研究し、身体のはたらきや、人々を取り巻く環境・社会・文化などを総合的に学ぶ、文系と理系を融合した分野です。スポーツ学はもちろん、自然科学や社会科学、人文科学などを広範囲に学習していきます。 体育学部との違いは、運動・健康・社会のつながりを細かく追究でき、スポーツが社会とどのように関わっているのかを深く学べる点にあります。地域とスポーツの関係性などを深く研究したい学生に向いています。〈ATHLETE〉学問紹介最先端のトレーニングを学び、仕事に生かす アスリート系では、運動・スポーツに関する理論の習得と実践を中心に学んでいきます。競技力を高める方法を科学的な観点から研究し、競技スポーツに関わる要因を分析していきます。 アスリート系はトップアスリートとして自分が活躍するのか、それともアスリートを支えていくのかによって、学ぶ内容も姿勢も変わってきます。しかし、どちらを目指すにしても、実践を通して学問を学んでいくという点では変わりありません。おもなアスリート系学部トップアスリートとして活躍できるような人材を育成アスリート系学部

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