学びのすすめNo6_2025
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社会体育・生涯スポーツ学系学びの内容 ●11おもな専攻カリキュラム・生涯スポーツ論・健康・スポーツ心理学・レクリエーショナルスポーツ指導法演習・野外スポーツ演習・健康体力づくり実践演習・スポーツ・バイオメカニクス・スポーツマネジメント・スポーツ政策論・スポーツ行政論        etc.関連する学問系統・社会体育・生涯スポーツ学系・こどもスポーツ教育学科・生涯スポーツ学科 ・健康スポーツ社会学科・スポーツ教育学科 ・健康科学科・スポーツウエルネス学科 ・人間社会科学科・スポーツコミュニケーション学科 etc.おもな学 科のレベルにおけるスポーツ諸政策・関連法を学び、現代のスポーツの問題解決を探ります。また、諸外国のスポーツ政策やスポーツの公共性にも着目し、民間組織やスポーツ団体などの政策について学びます。近年はスポーツ政策・スポーツ行政が活発化してきていることもあり、重要性が高まっている学問です。 そのほか、公営の体育館やプール運営、フィットネスクラブやスポーツジムなどの民間企業、高齢者や障がい者向けの福祉施設に勤めたりする進路もあり、スポーツ・健康に関する幅広い知見をもって、多彩な活躍が期待されます。【資格・進路】公共施設や行政の現場などで活躍! スポーツ政策や健康づくりといった、地方もしくは中央の行政機関に関わる公務員を目指すことができます。社会教育課や生涯教育課で、スポーツやコミュニケーションを通して、地域住民の健康維持をサポートすることも可能です。●スポーツ健康学部 体育・スポーツを通して、「若者の体力低下」「勤労世代の運動不足」「中高年世代の健康不安」など、昨今話題になっている問題を解決する方法を研究し、実践を交えて学んでいきます。座学以外にもフィールドワークを通した演習を行い、実用的な指導力を養います。 社会体育学・生涯スポーツ学の研究を通し、人々の健康維持・増進とスポーツの発展に関わっていきます。地域住民への指導を行うなど、公共の福祉に貢献できる人材を育てることが目的です。○生涯スポーツ論 生涯学習・生涯スポーツの概念と理念を学び、それらの基本的な知識を身につけます。また、社会の中のスポーツ、地域スポーツクラブの機能と役割など、広範囲のスポーツ学を学びます。 近年の健康ブームにより、生涯学習・生涯スポーツは注目を集める分野です。さまざまな地域にスポーツクラブも増えており、習得したことを実践に生かす場は多いといえます。○スポーツ・バイオメカニクス 力学・生理学・解剖学などの基礎知識を活用して、身体運動の仕組みを深く理解するための応用学です。運動のメカニズムを理解するには不可欠な知識であり、よりよい運動を目指すために重要な学問だといえます。○スポーツ政策・行政論 国家・地方・地域といったそれぞれ●生涯スポーツ学部 スポーツ・健康・福祉の3つの領域を広範囲に学習します。理論と実践を学び、人々の健やかな生活や人生の支援者を養成することが目的です。スポーツ健康学部と同じ学問も学べますが、より福祉に力を入れている点に特徴があります。そのため、将来、健康運動指導士・社会福祉士・介護福祉士などを目指したい人に向いています。●健康福祉学部 保健・医療・福祉の領域において、生活機能の維持・増進を通し、「活力ある長寿社会」の構築への貢献を目指す学問です。保健・医療・福祉の幅広い知識、実践力、豊かな人間性を身につけます。 スポーツ健康学部と重なる部分もありますが、福祉に加えて保健・医療の分野にも力を入れているのが特徴です。特に、医療機関や福祉施設で働きたい人に向いています。〈SOCIAL PHYSICAL EDUCATION・LIFE SPORTS〉おもな社会体育・生涯スポーツ学系学部生涯を通じて運動を楽しめる指導を行う学問紹介人々の健康増進に寄与することが目的 社会体育・生涯スポーツ学系では「学校以外で行われるすべての運動」について学びます。対象者は限定せず、老若男女すべての人が運動を楽しめるように、スポーツ科学の基礎知識・技術を身につけることが目的です。「健康づくり」という観点にもとづき、さまざまな運動を学んでいきます。 スポーツを教えるという点では「トレーナー」や「コーチ」に近い存在ですが、勝負に勝つことではなく、活動的・健康的なライフスタイルを実現することが目的である点に、大きな違いがあります。そのための指導方法を学ぶ場が、社会体育・生涯スポーツ学系に属する学部です。社会体育・生涯スポーツ学系学部

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