中部版
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専門学校・大学・短大・専門職大学・専門職短大の違い教育目的仕事や生活に必要な 年限授業内容実践を重視した卒業条件 (単位)教員学位・称号※2026年度から全ての専門学校が単位制に移行を始めるという方針が文科省より示されています(2024年2月時点)。大学:専門分野を深く研究し、教養を深める短大:専門的な研究をし、生活に必要な能力を身につける大学:4~6年短大:2~3年理論を重視した座学・演習・実験が中心大学4年制:124単位以上短大2年制:62単位以上研究実績や特殊技能を有する研究者職員大学:「学士」短期大学:「短期大学士」実践的な職業教育を行い、専門的な研究をし、教養を深める専門職大学:4年専門職短期大学:2~3年理論と実践をともに重視した座学・演習・実習専門職大学4年制:124単位以上専門職短期大学2年制:62単位以上実務家教員(専任教員の4割以上)+研究者職員専門職大学:「学士(専門職)」専門職短期大学:「短期大学士(専門職)」専門学校と大学・短期大学の違いは何でしょうか? 大学・短大の教育目的は広く教養を高めること、専門的な学問や学術の研究を行うことです。一部の学部・学科を除いて、専門の職業に就くための教育は行っていません。そのような中、2019年度に専門職大学・専門職短期大学が開設されました。職業教育に特化しつつ、理論も多く学び、学問の研究も行っています。一方、専門学校は職業に直結した技能教育が中心です。資格を取得することで活かせる職業も明確化し、的をしぼった就職活動が可能になります。就職後に即戦力として働ける可能性は高まりますが、学んだ分野に関連しない職業に就くのは難しくなります。専門学校へ進学する場合は、将来就きたい職業を明確にしておくことが最も重要なこととなります。専門学校資格・技術を身につける1~4年実習・演習が中心年間:800時間以上 (単位制は大学・短大に準ずる)※実務に関する知識・技能を有する 実務家教員2年制以上:「専門士」 4年制以上:「高度専門士」 *どちらも基準ありまるごとわかる専門学校基礎講座①大学・短期大学専門職大学・ 専門職短期大学11 大学や短大、専門職大学との違いは?

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