近畿中四国版
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編入学単位互換専門学校・大学・専門職大学間の編入・単位互換実習が学びの軸である専門学校ですが、授業の内容も確認が必要です。「希望する分野を学べる学校だからどこに行っても同じ」というわけではありません。例えば、同じ分野を学べる専門学校が2つあったとしても、卒業時に同じ資格が取得できているとは限らないのです。専門学校の授業はバラエティに富んでおり、施設・設備や講師陣など、学校それぞれの強みを活かした授業が展開されています。そのため取得できる資格も異なる場合があるのです。また実習についても、どのような場所で実習を行うのか、校外での実習はどれほどあるのか、学校によって異なります。行きたい分野の学科ではどのような授業が行われているのか、カリキュラムの内容を確認しましょう。専門学校で2年以上、総授業時間数が1,700時間以上の文部科学大臣が指定した学科を修了すると「専門士」の称号が与えられ、大学・専門職大学への編入学が可能になります。一定の要件を満たした4年以上の場合は「高度専門士」となり、大学院への入学が可能です。なかには大学・短期大学の通信教育を利用した併修コースを持つ学校もあり、専門学校卒業と大学(短期大学)卒業資格を得られます。まるごとわかる専門学校基礎講座①専門学校大学・専門職大学・専門学校(2年制以上の基準あり)間で可能大学・短期大学間で可能一部の学校で可能大学・短期大学大学・短期大学間で可能専門職大学・専門職短期大学専門学校・短期大学以外に社会人の編入学生も受け入れあり入学前に実務経験や資格取得などで実績のある者へ単位が与えられる場合あり29 学校ごとに学べる内容も異なる!? 大学との併修や編入学も可能

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