短大まるわかり事典東日本版_2025
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オープンキャンパスで行われる場合もあり入学前教育出 願出願許可エントリー入 学合 格出 願提出物志望理由書や課題に対する小論文など:25短期大学と受験生の相互理解を深めるために、オープンキャンパスなどへの参加を必須として事前面談(予備面談)を行います。受験生の意欲や個性を見て、2〜3回の面接で合否を判定します。基礎学力を重視し、提出書類や論文・作品などの課題をもとに審査を重ねて合格者を決めていきます。面談の場でプレゼンテーションやグループディスカッションを行う場合もあります。詳細は各短期大学の募集要項で確認してください。相互理解を深めてミスマッチを防ごう!●必要書類「調査書」「志願者本人の記載する資料」などを提出します。調査書には、学習成績の状況、出欠記録、部活や委員会などの特別活動の記録、そして指導上参考になる諸事項である、ボランティアや留学、資格取得などの活動が記載され、過ごしてきた高校生活全体が評価の対象となります。さらに「活動報告書」「大学入学志望理由書」「学修計画書」など、志願者本人の記載する資料も活用されます。●スケジュール従来は出願開始は8月1日からでしたが、2021年度からは9月1日からとなり、受験対策において余裕が生まれました。また、発表は11月1日以降からとなります。プレゼンを行う場合も具体的な選考内容については以下の通りです。(スケジュールについても説明します)総合型選抜の選考内容など●学力検査【知識・指能】AO入試時代は選考において学力試験はほぼ行われていませんでしたが、学校推薦型選抜と同様に総合型選抜では、以下のどれかひとつ以上の結果内容が必須となります。・各大学・短期大学が実施する評価方法(小論文等、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目に係るテスト、資格や検定試験の成績など)・大学入学共通テスト入試制度について総合型選抜総合型選抜(旧AO入試)とは、短期大学が主に学生の考え方や資質などを総合評価するための選考方式です。学校推薦型選抜とは違い、学校長の推薦を必要とせず、複数回行われる面接によって合否が決定します。これまでのAO入試では学力試験を課さないことが多かったのですが、2021年度より、学校推薦型面接同様、「各大学・短期大学が実施する評価方法等」もしくは「大学入学共通テスト」のいずれかが評価されるようになりました。■ 基本的な選考パターン ※短期大学によって受付の開始時期や手順、選考方法は異なりますので、

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