一般選抜大学入学共通テスト利用入試入学手続合格発表入学手続合格発表大学入学共通テスト2712月中旬〜1月下旬12月中旬〜3月下旬1月下旬〜3月下旬1月中旬2/1〜3/252/1〜3/252月中旬〜3/312月中旬〜4月上旬2月上旬〜3/312月上旬〜3月下旬一般選抜・大学入学共通テスト利用入試■ 一般選抜としての特徴と傾向私立短期大学の場合、一般選抜は学内で行われる本学入試のほかに、キャンパス所在地以外の場所で実施する地方入試などもあり、受験生に適した日程・場所で受験ができます。また、短期大学の一般選抜の多くは2教科入試が主流となっていますが、看護・医療系等の一部の学校では3〜4教科入試が行われているケースもあり、特に英語は必須となっています。こうした従来の試験方式、科目等の傾向は一般選抜となってからも変わりませんが、今後は調査書に加え、志願者本人が記載する資料など(エッセイ、面接、ディベート、集団討論、プレゼンテーション、各種大会や顕彰等の記録、総合的な学習の時間の成果等も含む)が積極的に活用されます。これらの内容は、具体的に数字化され一般選抜の筆記試験に加点される場合もあります。このほか大学入学共通テストの積極的な活用や、記述式問題の充実を始めとした思考力、判断力・表現力を測る問題の導入なども進められています。■ 大学入学共通テスト利用入試について短期大学の入試では、大学入学共通テストと学校独自の試験で合否を決定するケースと、大学入学共通テストの各校が指定した科目のみの成績で合否を判断するケースが考えられますが、私立短期大学の場合、後者の方が多いと思われます。大学入学共通テストは、大学入試センター試験からの変更点として、国語で実用文読解型問題の導入と、英語でのリーディング・リスニング問題の増量があります。また設問が全て英語表記になり、リスニング問題に1回読み問題が登場、単語量も4200語から5400語と大幅に増加するといわれています。さらに、数学で設問の正しい読解力が求められる問題や、科目全体で複数回答を選択する問題なども導入されます。こうした状況から、難易度はこれまで以上に高くなるとも見られています。試験対策は、これまで以上に重要となるでしょう。■ 学校独自の試験について学校独自試験における英語は、これまで以上に4技能(読む・聞く・書く・話す)の能力が求められるようになります。また大学入学共通テストでは見送られた、民間の英語検定が導入されるケースもあると考えられます。■ 一般選抜と大学入学共通テスト利用入試のスケジュール
元のページ ../index.html#27