つくにはBooksNo1_2025
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●業界動向ゼネコンは、大阪万博やリニア中央新幹線といった大型案件はもとより、災害復旧工事や高速道路をはじめとする道路の修繕工事など、今後も高い需要があると考えられます。また高い技術力を生かして、経済発展が著しいアジア諸国のイン●業界動向設計事務所などで設計を担う一級建築士は高齢化が進んでいるため、若い建築士の需要は今後ますます増えていくと考えられます。また新型コロナウイルスによる生活様式の変化などを経たことで、テレワークなどの新しいライフスタイルフラ整備の技術輸出も加速していくと想定されています。●主な企業大林組、鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店を踏まえたデザインや、衛生性をこれまで以上に意識した環境設計が求められるようになるでしょう。●主な企業NTTファシリティーズ、久米設計、日建設計、日本設計、三菱地所設計業界規模労働人口最新動向建設投資額<建設投資見通し> 70兆3,200億円従業員数 626668692019年2020年2021年(見込み)2022年(見込み)(兆円)702023年(見通し)出典:国土交通省 国内の建設投資額の推移 2022年に国土交通省が発表した建設投資見通し額は、過去8年間で最高水準となる69兆円でしたが、2023年は、前年度比2.2%増となる70兆3200億円を建設投資見通し額としました。政府の投資見通し額も前年度より上昇しており、全体で見れば伸び率は縮小するものの、引き続き堅調な投資が続くと思われます。(2022-2023年度 建設会社主要10社の従業員合計)出典:業界動向サーチ調べ(国土交通省2023年度の建設投資額(見通し))22業界最新動向ゼネコンの将来は?設計事務所の将来は?社会とともに、需要も徐々に回復か建築業界60,973人業界の“今”を探ってみよう!自動車・航空・鉄道・船舶・運輸・建築業界自動車・航空・鉄道・船舶・運輸・建築業界

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