つくにはBooksNo1_2025
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?つくには自動車車体整備科 などマシンの性能を引き出すレースメカニックどんなおしごと? レースメカニックは、レースに出場するマシンをベストコンディションに調整・整備し、レース中はピットクルーとして待機し、状況に応じた修理を行います。レース中のトラブルにも最短時間で対処できる技術と冷静な判断力も要求されます。またマシンの状態に応じたアドバイスを、ドライバーが理解できるように伝えることもメカニックの仕事です。どんなに速いドライバーでも乗るマシンが悪ければ、レースに勝つことはできないのです。つくには? なるための決まった道はありませんが、整備士としてチューンナップメーカーなどで経験を積み、レースに参戦しているショップなどに入るという道もあります。メカニックとしての技術の高さを認められると、自動車メーカーのチームなどからスカウトされることもあります。国際的な仕事なので英語力も身に付けておくと良いでしょう。      自動車工学科、自動車整備科 など関連学科ると最短のルートで取得することができますが、近年では車体整備士の資格だけでなく、二級自動車整備士の資格を取得している人材を望む傾向が高くなっているので、車体整備を仕事にするのであれば、2つの資格を持っていることが理想的です。関連学科どんなおしごと? 自動車やバイクのメンテナンス、破損箇所の修理のほか、機能を拡張させることも求められる仕事です。主に自動車メーカーの研究開発部門で新車種の試作において活躍しており、デザイン力が求められます。他にないものを作るためには、車種とそれに適した部品に関する幅広い知識と、車の仕様に関する流行の把握も常に気をつけなければいけません。自分自身のアイデアをもとに取り組む作業が多いので、他人にはないセンスや、柔軟な発想力が求められる仕事です。つくには? カスタムメカニックとして活躍するためには個人の資質が問われることが多いので、自動車・バイク関連学科でメカニックとデザインのセンスを学んだあと、自動車修理工場やカーカスタマイズの専門ショップなどで経験を積むのが一般的です。 自動車整備科、カスタマイズ科 など関連学科事故車の外装・安全性の修復自動車車体整備士は自動車整備の中でもより専門的な整備士で、特に車枠と車体に特化しています。事故によってできたキズやへこみ、ゆがんだフレームをコンピュータを用いて厳密に計測し修理・復元するといったような、自動車の点検・調整・整備という通常の業務とは一味違った高度な作業を行っています。また、修復するのは外装だけでなく、安全性も確保しなければなりません。最近の車の安全性能はとても高く、構造も多様になっているため、ますます高い技術と経験、知識が要求されます。どんな仕事二級自動車整備士資格も取得するとよい将来、車体整備士として働くためには、車体整備士養成学科をもつ専門学校などに進学し、国家資格である車体整備士資格を取得することが必要です。車体整備士養成学科を卒業す愛車をユーザー好みに改良する自動車の仕事を担う人たち33自動車車体整備士カスタムメカニックフレームとボディのスペシャリスト?

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