つくにはBooksNo1_2025
63/112

新型コロナウイルスの感染症の影響で、業界の就職動向に変化を感じますか?どちらともいえない(11%)変化を感じる(33%)変化を感じない(56%)自動車業界の今後の展望は求人増加、就職活動早期化…アフターコロナ以降は激化?学校に聞いてみましたコロナ禍での就職指導はどんな取り組みをされましたか?・求人新規開拓活動・オンライン説明会・面接、Web適用は「挨拶・マナー」と「面接指導」が同数で1位になりました。昨年の調査では「面接指導」は2位でした。3位は「企業説明会の実施」、4位は「個人面談」と「資格取得」でした。どの項目も、就職指導において例年重要視されているものですが、今年は特に基本に立ち返った学校が多いように感じられました。自動車分野はコロナ禍に負けない?面接指導では脱オンラインの学校も 新型コロナウイルスの影響で就職動向に変化を感じるかという質問には、過半数の学校が「いいえ」と答えました。今回の回答校の中には、業種的にコロナ不況に強いといわれる自動車分野の学校が多かったことも関係していると思われます。 コロナ禍における就職指導としては、オンラインでの面接等を実施した学校が主流でしたが、学生とのデータ共有にクラウドを利用したという学校もありました。 来年度以降の業界予測においては、「人手不足」「それに伴う求人の増加」「社員確保のための入社条件や労働環境の向上」などについて言及をしている意見が多くありました。 一方、ここ数年猛威を振るった新型コロナウイルスも現在は勢いをひそめ、私たちの暮らしは「アフターコロナ」に移りました。コロナ禍という足かせが完全に外れた時、自動車業界などを始めとする工業分野の就職状況はさらに激しくなるかもしれません。性検査等への対策・1年次前期に業界研究、1年次後期に個別の企業研究・進路相談、キャッチ形成授業、就職ガイダンス、企業説明会を実施・学生とのデータ共有にクラウドを利業界就職最前線63Q1

元のページ  ../index.html#63

このブックを見る