24最新海外動向ここでは、環境・トリマー・動物看護業界の、海外における最新の動向、国々で異なる動物事情などについてわかりやすく紹介します。日本人のトリマーは海外でも求められているアメリカでは動物看護師の上級資格も存在する日本では国家資格「愛玩動物看護師」が誕生し、注目されていますが、海外を見ると、すでに動物看護師は国家資格として社会的地位が確立しているという動物看護先進国も多くあります。たとえば、アメリカでは動物看護師の国家資格はもとより、VETERINARY TECHNICIAN SPECIALIST(VTS)といわれる動物看護師の上級資格となる専門認定資格が設けられています。VTSには内科、歯科、麻酔科など、16の専門分野があり、その専門分野のスペシャリストを目指せるようになっています。サウジアラビアと国連環境計画、砂漠化防止などに向け世界環境デー・キャンペーンを開始 2024年世界環境デー(6月5日)の主催国であるサウジアラビア王国と国連環境計画(国連の専門機関)は、砂漠化の撲滅、土地の回復、干ばつへの強靭性構築のためのキャンペーンを開始しました。国連総会では、2021〜2030年を「国連生態系回復の10年」としており、世界の国々は、陸と海の30%を自然保護し、劣化した地球の生態系の30%を回復させることで、中国よりも広い面積である10億ヘクタールの土地を回復させることを約束しています。世界環境デーは、毎年6月5日で、1972年に国連総会によって制定されました。(参照:国連環境計画)トリマー分野海外でも、日本人トリマーの需要は高いといわれています。なぜなら、海外のトリミングがスピード重視なのに対して、日本では繊細で丁寧なトリミングが重視されているため、日本のトリミングは仕上がりが美しく、海外のお客さんからの評価も高いからです。アメリカ、カナダ、シンガポール、オーストラリアなどからの需要が高く、給料面も日本の一般的なトリマーよりも高額な場合が多いです。また、海外では腕やサービスによってチップがもらえることも。トリマーの資格を取得し、日本でトリミングの腕や英語力を磨いて、将来は海外を目指してみるのも、人生を豊かにする選択肢の一つになるかもしれません。動物看護分野環境分野環境・トリマー・動物看護業界の、最新海外動向
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