?つくには?つくには40ペットライフサポートの仕事どんな仕事どんな仕事関連学科専門的かつ幅広い学びを ペットフード開発者の場合、研究・開発には、専門知識が必要です。研究所勤務者は、大学の獣医・畜産・水産系学部の出身者が中心となっています。 ペット用医薬品開発者の場合、基本となるのは薬学ですが、高度医療にともない、分子生物学や遺伝子工学の知識も必要となることがあります。研究では海外の資料や論文を読むことも多いため、英語の読解力も必要となります。獣医師や薬剤師の資格をもっていると有利です。関連学科 獣医学科、畜産学科、水産学科 など動物に関する法律を学ぶ (公社)日本愛玩動物協会認定の資格で、2級と1級があり、いずれも約6〜8カ月間の通信教育を修了後、認定試験を受ける必要があります。2級の受講資格は満15歳以上で、1級は、2級の愛玩動物飼養管理士の資格を有していることが受講資格になります。合格率は例年80%前後です。地域によっては「動物取扱責任者」の資格を取得するための受講が免除されるというメリットもあります。 今後、ペットの飼い主が増えていくとともに、より大切な役割を担う資格で、活躍の場はペットショップや動物病院のほか、行政、ボランティア団体などにも広がっています。 動物飼育学科、動物管理学科 など動物をめぐる社会問題から誕生 ペットに関しての健康管理や飼育方法など総合的なアドバイスをし、動物たちが健康かつ快適に暮らすことができるよう飼い主に助言を与えるのがペットケア・アドバイザーの仕事です。日本ではペットへの関心は高く、犬や猫のほか、ハムスター、ウサギといった小動物や熱帯魚、爬虫類など、飼われる動物の種類も多様化しています。しかし同時に、動物の習性や飼育知識の不足からペットを飼いきれなくなったり、近隣とトラブルを起こしてしまうケースが増加しています。こういった問題を受け、動物関連の法令や保健衛生、人畜共通伝染病、指導方法論、各種動物の飼養管理、犬猫のしつけ等といった動物に関する専門知識をいかし、ペットの正しい飼育方法や動物愛護精神の普及活動を行うことを目的としたこの資格が誕生したといわれています。改良がされています。動物用医薬品の研究者は、さまざまな角度から医薬品の機能性、安全性をはからなければなりません。ペットフード・ペット医薬研究・開発者栄養満点のペットフードづくりペット医薬にも高度医療が求められる ペットフードメーカーやペット医薬品メーカーの研究所で、主にドッグフードやキャットフード、ペット用医薬品の研究・開発を行います。 一般の食品と違い、ペットフードは一定の栄養成分をペットに提供するものです。つまり、飼い主が与えるペットフードが、ペットの健康状態を左右してしまうということになります。したがって、ペットフード研究・開発者は、ペットがそのペットフードを食べることで必要な栄養が十分にとれ、体調もよくなるように配慮しなければなりません。これは飼い主にとっても、ペットの病気を防ぎ医療費の負担を軽くするというメリットにつながります。 今や人間だけではなく、ペットに対しても高度医療が適用され、動物用の医薬品にもさまざまな開発や参入企業が近年増加中の分野ペットと飼い主のよりよい関係を根本から指導愛玩動物飼養管理士(ペットケア・アドバイザー)??
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