環境関連の仕事55周辺環境に与える影響を調査する■環境コンサルタント/環境アセスメント調査員■主に大規模な建設工事（ダム、鉄道、道路など）が行われる前に、その工事が周辺環境にどんな影響を与えるかを調査して予測・評価する仕事です。行政機関や企業などから依頼を受けて活動します。調査によって工事が環境に影響を与えることが分かった場合、それをいかに回避するかを考えるのも業務の一つです。エネルギー技術者の専門は多種多様■エネルギー関連技術者■近年、社会の発展に伴って、電力の消費量が急速に増えています。そのエネルギーを生み出す装置には、火力や水力などのなじみ深いものから、賛否両論のある原子力、地球環境への配慮から近年急速に広まっている太陽光や風力などの新エネルギーなど多様なものがあります。ですので、こうしたエネルギー関連に携わる技術者も多種多様です。防災とも密接に関わる気象の仕事■気象予報士■気象学の基礎知識や各種データ処理、あるいは科学的予測のための知識や能力・防災上の配慮を的確に行うための知識や能力を持っている気象の専門家です。気象情報は防災情報と密接な関係を持っていることから、気象庁から提供される数値予報資料等高度な予測データを、適切に利用できる技術者を確保することを目的として、創設された国家資格です。主に工場で公害防止の業務にあたる■公害防止管理者■主に大気汚染、水質汚染、粉じん、騒音、振動、ダイオキシン類など公害の発生源とされる特定施設をもつ工場で、公害防止の業務にあたることが多いです。公害防止管理者になるには、国家試験に合格するか、一定の条件を満たす者で、資格認定講習を修了する方法があります。環境保護や公害防止に寄与する機器を扱う■環境保全エンジニア■機械メーカーや研究開発機関、環境調査会社などで、環境保護や公害防止などに役立つ機器や技術を専門的に研究・開発する仕事になります。たとえば、水質汚染を防止する装置や、環境を調査する機器、廃棄物を処理する装置などです。また、研究・開発のほか、機器などの設置やメンテナンスなどが業務の一つになるケースもあるでしょう。IT分野の参入などで新しい職種も増えている■林業関連■林業は農業と違い「土地を持つ人」＝林家、「管理や出荷」＝森林組合、「加工・販売」＝製材業者というハッキリした役割分担があります。出荷までの期間が数十年と長く、間伐など管理に時間も人手もコストもかかります。近年は、政府のテコ入れにより、さまざまな新しいビジネスモデルが生まれています。特にIT分野の参入や個人営業の林家など、新しい職種が増えています。まだまだあるよ！ 環境関連の仕事
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