0020業界の“今”を探ってみよう!350300250200150100503000027,4222500025,14524,19921,42121,80719,9032000018,29215000100005000201520162017201820192020202120222392712541982111081131089096972015201620172018201920202021202229,2772372469671<日本アニメ産業売上> 2兆9,277億円<国内アニメ業界市場> 3,407億円<劇場アニメ興行収入> 785億円<アニメ配信事業売上> 1,652億円<アニメビデオパッケージ売上> 385億円<TVアニメ制作分数合計><TVアニメタイトル数> ●業界動向かつてアニメ制作会社の多くは東京に集中していましたが、現在は地方への分散が徐々に進んでいます。特に、制作工程の多くがデジタル化したことで、関連データがオンラインでやり取りできるようになり、地方化は今後さらに進行するものと思われます。一方、ここ数年はアニメ制作コストの上昇や求められるクオリティの上昇がいちじるしく、それに伴う制作者やクリエイターの人材不足が心配されています。●主な企業シンエイ動画、スタジオジブリ、ユーフォーテーブル、ボンズ、京都アニメーション、ピーエーワークス業界規模各種数値最新動向日本アニメ産業売上出典:日本動画協会独自調査TVアニメタイトル数(2014年〜2022年)■その年の新作作品■以前からの継続放送作品233出典:日本動画協会独自調査日本動画協会が調査・発表している「アニメ産業レポート」によれば、2022年の国内アニメ市場規模は前年比106.8%の2兆9,277億円となりました。2年連続で史上最高値を更新し、コロナ禍の影響による2020年を例外として、2010年代からの市場拡大基調が継続しているようです。市場の中では「海外」「ライブエンタテイメント」「映画」の3分野が産業を牽引し、成長の柱となっています。(2024年2月発表 日本動画協会「アニメ産業レポート2023」より)(2024年2月発表 日本動画協会「アニメ産業レポート2023」より)アニメ制作会社の将来は?2010年代中盤から続く高度成長基調が明らかにアニメ業界104,942分310本業界の“今”を探ってみよう!ゲーム、出版、アニメ、映画業界ゲーム、出版、アニメ、映画業界
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