つくにはBooksNo3_2025
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21<興行収入(全体)> 2214億8200万円<興行収入(邦画)> 1481億8100万円<興行収入(洋画)>  733億0100万円1億5553万5千人<入場人数>  1,232本676本<公開本数(全体)>  <公開本数(邦画)>  ●業界動向邦画の興行収入における上位10作品中6作品がアニメ作品ですが、全体の比率で見ると実写作品が47%、アニメ作品が53%と、実写がかなり回復してきました。また、年間の公開本数も去年に引き続き増えており、676本と去年よりも42本増となっています。●主な企業東宝、東映、松竹、アニプレックス、KADOKAWA●業界動向スクリーン数は2年ぶりに増加し、2000年以降の最多を更新しました。年間の入場人員(観客動員)も前年比102.3%と増加していますが、動画配信サービスは堅実に伸びており、「4DX」や「MX4D」などをはじめ、映画館でしか体験することのできない付加価値をどのように付けていけるかがカギになりそうです。●主な企業TOHOシネマズ、ティ・ジョイ、ユナイテッド・シネマ前年比155,535(千人)102.3%221,482(百万円)103.9%登録件数最新動向2023年全国映画概要区分入場人員興行収入2023年構成比66.9%101.1%33.1%110.2%101.6%邦画洋画平均入場料金公開本数148,18173,3011.424円1,232本676本556本邦画洋画スクリーン数(一般社団法人 日本映画製作者連盟2024年1月発表)3,653スクリーン業界の“今”を探ってみよう! (2024年1月 日本映画製作者連盟発表「2023年全国映画概況」より)2023年の国内映画産業の興行収入は前年比103.9%の約2215億円、来場者数は同102.3%の約1億5554万人を記録し、ほぼコロナ前の水準に復活しました。特に邦画の興行収入は、2000年以降、2014年の約1486億円に匹敵する歴代2位を記録し、20億円以上の作品21本中13本が実写で、実写の奮闘がうかがえます。「THE FIRST SLAM DUNK」「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」「名探偵コナン 黒鉄の魚影」が100億円を超えるトップ3で、100億円を超える映画が3本以上になるのは2000年以降6回目、すべてアニメだったのは史上初となりました。邦画の将来は?映画館の将来は?アニメ業界映画業界興行収入は2200億円台を回復、ほぼコロナ前の水準に映画業界ゲーム業界出版業界

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