●業界動向新たなビジネスチャンスとして、デジタルシフト、インフルエンサーマーケティング、DtoCモデルの拡大が加速しています。また、国内の人口減少が続く今後は海外向け商品開発とグローバル人材が求められるでしょう。●主な企業 株式会社資生堂、株式会社コーセー、株式会社シロ●業界動向契約トラブルやSNSからの商品購入トラブルなど業界のマイナス印象を払拭するために、若い世代が気軽に安心して通えるように事業の透明性を高め、エステティックサロンの高い技術を示すことが必要とされています。●主な企業株式会社ミス・パリ、株式会社ソシエ・ワールド、株式会社バイオテクノロジービューティー業界規模メイクアップ、スキンケアアイテムの注目度アップ新型コロナウイルスが5類に移行し、徐々にマスクも取れてメイク用品など低価格帯の高機能商品が好調です。高価格帯のスキンケア化粧品においても美白ニーズによる美容液などの需要が拡大しました。2023年は円安の影響もあり、百貨店などでは中国以外にアメリカやカナダなど各国からの来店が増加しています。インバウンド需要は今後も回復していくと言えるでしょう。最新動向市場規模男性の美顔・脱毛などが広く浸透レディス向けや物販の市場規模が少しずつ減少する中、メンズ向けエステは好調といえます。これまでの中高年層に加え、「自分らしさ」を追求する20代・30代のメンズエステ利用者が増加しています。最新動向売上上位 エステティックサロン市場規模の推移1位 資生堂 (10,673億円)2位 コーセー (2,891億円)3位 花王 (2,515億円)4位 ポーラ・オルビスHD (1,663億円)5位 DHC (874億円)※化粧品事業(矢野経済研究所 化粧品市場に関する調査2023より)400,000350,000300,000250,000200,000150,000100,00050,0000339,000328,500316,3002020年度2021年度2022年度(2022〜2023年版業界動向サーチより)(矢野経済研究所 エステティックサロン市場に関する調査結果2023より)(見込値含)313,9002023年度(見込)20業界最新動向ジェンダーレス消費・インバウンド需要の回復メンズエステの利用者が拡大中化粧品業界化粧品業界の将来は?エステティックサロンの将来は?2兆3,700億円(前年度比103.5%)エステティックサロン業界約3,139億円(前年度比99.2%)業界の“今”を探ってみよう!ビューティ・ファッション業界ビューティ・ファッション業界
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