0●業界動向「サステナビリティ」なアイテムや、「エシカル消費」など環境や人権に配慮した製品が求められていくと見込まれます。そのような製品は少し価格が高くなるので、販売数が減少しても一品単価が上昇していくことが予測でき、今後の市況拡大の一因として期待されています。●主な企業株式会社ワールド、株式会社イッセイ ミヤケ●業界動向オンライン接客やライブコマースの活用はもちろんですが、バーチャルファッションなど新しい分野にも積極的に関わっていけるかが今後の分岐点となりそうです。通販モールやフリマアプリ、サブスクといった新業態の参入も増え、個人間の取引も活発に行われています。●主な企業株式会社三越伊勢丹ホールディングス、株式会社阪急阪神百貨店1位 ファーストリテイリング(2兆3,011億円)2位 しまむら(6,161億円)3位 アダストリア(2,425億円)4位 ワールド(2,142億円)5位 ワコールHD(1,885億円) アパレル市場規模売上上位販売チャネル、製作ともにデジタルの活用が進むファーストリテイリングはアジア諸国をはじめとした海外での売上が好調で、売上と店舗数ともに海外が国内を上回っています。2022年の業界全体の業績はプラスで推移しましたが、製品のコスト上昇が重荷となり、価格の値上げを余儀なくされました。デジタルデータを活用してパーツを作り、立体的な衣類を作る最新技術の研究が各社で進んでいます。最新動向国内アパレル総小売市場規模の推移注1.小売金額ベース矢野経済研究所調べ(業界動向サーチ 2022年〜2023年版)(矢野経済研究所 2023年発表)100000800006000040000200002017年2018年2019年2020年2021年2022年92,16892,34991,73275,15876,10580,591業界最新動向21理容・美容業界ビューティ業界ファッション業界店舗販売とECサイトの相乗効果を目指すファッション業界アパレルブランドの将来は?アパレル販売の将来は?8兆591億円(前年度比105.9%)
元のページ ../index.html#21