つくにはBooksNo4_2025
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?どんな?つくには美容科、美容師科 など仕事安全で繊細な施術が求められる まつげエクステンションを中心に、まつげカール(パーマ)やまつげケアなどの施術を行います。まつげに自然な長さとボリュームをプラスできる「まつげエクステンション」の流行・広がりにより、幅広い世代から支持されています。まつげの根元1〜2ミリの部分に専用の接着剤(グルー)で1本1本人工毛をつけていく、とても繊細な作業です。目元というデリケートな部分への施術なので手先の器用さだけでなく、目の構造や衛生管理などについての知識もより求められるでしょう。また、まつ毛パーマは薬事法に基づき正しい薬液を選ぶ必要があります。美容師国家資格が必要 2008年より美容師国家資格が必須となったので、まずは美容師養成施設等で資格を取得する必要があります。美容師養成の専門学校等は、ヘアメイクの授業が中心となりますので、同時にまつ毛に関する施術がどの程度学べるかを確認し学校を選択することが大切です。関連学科きもの科、ブライダル科 などどんな仕事? 手早さと美しさで着物を着せる結婚式や成人式、七五三、葬儀などの行事の際、あらゆる場面毎に相応しい着物を選定し、緻密な技術で手早く美しく着付けるのが着付師の仕事です。近年は着物を着慣れていない人が多いため、食事ができ、着崩れないなどといった、細やかな配慮が必要で、接客サービスの要素も重視されるようになりました。つくには? 国家検定にもチャレンジ着付師としての資格は必須ではありませんが、専門的な技術や知識は必要です。着物の着付けはもちろん、着物の種類や格・イメージやTPOに合わせた着物の知識や技術を身につけていなければなりません。着物のコーディネイトには季節などのルールもあり、伝統を重んじる場合には必要な知識となります。関連学科写真提供 : 上段 専門学校 武蔵野ファッションカレッジビューティの仕事を担う人たち35アイリスト/アイデザイナー着付師まつげの自然な美しさとボリュームを叶える日本の伝統美を今に受け継ぐ結髪師/婚礼美容師/有職美容師どんな仕事? 貴重な技術職日本髪などを結う技術職を結髪師といいます。最近は婚礼の文金高島田は少なくなり、時代劇などのかつらを結う仕事の方が多くなりましたが、舞妓や舞台、和装婚礼の髪結なども行っています。花嫁のヘアメイクや着付を専門で行う美容師も活躍しています。有職美容師は髪型だけではなく、京都の「時代祭」の装束などの歴史と伝統を守り、伝える役割があります。つくには? 美容師になって専門技術を学ぶ専門学校で技術を習得します。美容師免許を取得した後、結髪技術を伝承する美容室で働いたり、結髪師に弟子入り、また撮影や婚礼用のかつらを取り扱う会社で働いて技術を身につけます。婚礼美容師は専門サロンで知識と技術を習得できます。関連学科美容師科、美容科 など確かな技術と細やかな心づかいが大切

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