?どんな?つくにはどんな仕事? パタンナーとは、デザイナーが描いたデザイン画をもとに、型紙(パターン)を起こす専門職です。デザイナーのイメージを正確に立体としての服の形に仕上げるための重要な役割を担います。作成したパターンからサイズバリエーションを展開するグレーディングをパタンナーが行うこともあり、いずれもアパレルCADを使用しています。つくには? 服飾系の専門学校、短大、大学で基礎を学んだ後、アパレルメーカーに就職するのが一般的。将来はフリーとして独立すれば在宅でもできる仕事として人気の職業です。また、パターン製作は寸分の狂いもない正確さを求められます。几帳面で丁寧な仕事ぶりを発揮し、細かなことに気がつく性格が向いているといえるでしょう。関連学科ンテクニカル科 など40ファッションの仕事を担う人たち知識や感性はもとより、マーケティングなどの経営学の知識、市場の分析力、計数管理能力なども必要とされるので経営や流通、ビジネスの方法を学んでおくと有利でしょう。多くは販売職からスタートし、スキルアップを重ねてから就く職種です。関連学科流通科 などト科、ファッションビジネス科 などファッションビジネス科、ファッションファッションプロデュース科、スタイリス仕事ファッションクリエーター学科、ファッショ商品化計画を行う責任あるポスト 市場を調査し、対象の人にどのような商品がいくらで売れるか、また、どのくらい売り、いくら利益を上げるかなどを計画、決定する仕事です。企業は顧客が望む商品を揃えるために、仕入れや商品開発を行いますが、マーチャンダイザーはそうした商品化計画、販売促進計画を作り、効果的に商品を展示することで、視覚面から売り場を作っていきます。情報収集力はもちろん、感性やセンス、好奇心、さらには営業テクニックまで求められる仕事です。権限が大きい分、責任も大きいですが、それだけにやりがいのある仕事といえるでしょう。自分の好きなブランドを見つけよう 特に資格などはなく、メーカーや卸売り、小売業、デパート等に就職するのが一般的ですが、それぞれの業態によって仕事の内容が少しずつ変わってきます。いずれにしてもファッションの写真提供 : 上段 専門学校 武蔵野ファッションカレッジマーチャンダイザー(MD)/ビジュアルマーチャンダイザー(VMD)様々なメディアで活躍するスタイリスト(ファッション)どんな仕事? テレビ、雑誌、広告などの撮影で、そのコンセプトに合ったファッションを用意して、セッティングする仕事です。衣装ばかりでなく、靴、バッグ、帽子やアクセサリーなどの小物に至るまで様々な店やメーカーで、レンタル(買い上げの場合も)して集めます。モデルやタレントはもちろん、メイク担当やカメラマンなど他のスタッフと協力しながら作品に携わります。つくには? デッサンや構図、色彩学などの基礎知識をファッション系の専門学校や大学・短期大学で学んだ後、スタイリスト事務所や現役のスタイリストのアシスタントについて現場で経験を積むのが一般的です。普段から、絵画などで美意識を高めたり、雑誌などから流行を敏感にキャッチしたり、映画や演劇、音楽を鑑賞して感性を育てましょう。関連学科美的感覚と分析力で売れ筋商品をつくり出すプロ製品の質を左右する重要な仕事パタンナーセンスがキラリ!
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