業界就職最前線業界就職最前線 企業が学生に求めるスキルに変化を感じますか?どちらともいえない(10%)変化を感じる(40%)変化を感じない(50%)理容業界は早い回復、美容業界も回復傾向充実したサポートで学生一人ひとりに合わせた就職支援 就職支援については、下部の表の通り「面接指導」が1位となりました。1位が「面接指導」になったのは22年度以来で、学校側も時勢に即して支援を行っているようです。早期離職を防ぐため、一人ひとりに合わせたサポート環境を充実させています。1年次から企業研究・職業理解資格や身につけたスキルを活かして職業選択肢の拡大を学校に聞いてみましたどんな点に力を入れて就職支援を行いましたか? 理容業界はクラシカルなヘアスタイルの流行で技術力が注目され、コロナ禍前の水準まで回復しています。一方、美容業界は自然体の髪型が主流となり、ホームケアが充実した結果回復が遅れていると考えられます。 しかし、美容業界の求人数は増加傾向は変わらず、売り手市場が続いています。また、アパレル業界の求人数はコロナ禍前の水準まで回復する勢いがあります。を深め、インターンシップで現場のイメージのマッチングを明確にしてからの就職活動の指導が増えています。コロナ禍を経て定着したオンライン面接の対策も継続している学校が多いです。 変わらず美容師希望が最も多いですが、他の職種を希望する学生も増加しているようです。アイラッシュは需要が高まっており新卒だけでなく、美容師からキャリアチェンジする人も増えています。ビューティーアドバイザー(美容部員)業界は女性比率が高いためライフスタイルの変化に応じた制度が整った企業が多数あります。 また、理容師は理容室の減少・人材不足に反してシェービング技術がブライダル業界などで必要とされています。学校でダブルライセンスコースなどで美容師・理容師の両資格取得ができれば大いに役立つでしょう。勤務先はそれぞれ専門店にこだわらずとも、トータルビューティーサロンや百貨店、小売店、ホテルなど幅広い選当社では、ビューティ・ファッション系の学科・コースを設置している大学、専門学校などにアンケート調査を実施。就職の現状や就職指導のしかた、業界の展望などの“生の声”を入手しました。就職を取り巻くさまざまな現状について、一緒にみていきましょう。48業界就職最前線1 面接指導1 面接指導1 面接指導2 挨拶・マナー2 挨拶・マナー2 挨拶・マナー3 個人面談3 個人面談3 個人面談 当社実施アンケートから最新動向を徹底分析Q1Q2理美容師は売り手市場が続くも確かな技術とSNS発信スキルが求められる
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