つくにはBooksNo5_2025
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?つくには?どんな?つくには福祉の現場を支える人たち31どんな仕事仕事所属する分野によって内容は様々 福祉施設では、多くの場合、相談・援助を担当する職員をソーシャルワーカーと総称する場合があります。福祉施設で利用者の相談援助業務を行っているのは相談員で、所属する分野により、児童指導員、母子指導員、生活指導員などの職種があります。唯一、在宅介護支援センターの配置基準にソーシャルワーカーがあります。資格を武器にするのが早道 ソーシャルワーカーは、病院や老人・障がい者などの介護施設で求められています。社会福祉士の資格を持っていると有利になり、相談援助職に必要な資格を取得します。地方自治体などの公的機関で働く場合は、公務員子どもから老人まで多岐にわたる業務内容 ケースワーカーは、公的機関や社会福祉関連施設などで、利用者が社会生活を送る上での悩みや問題に対して相談や指導を行って援助していく仕事です。仕事内容は所属福祉施設などの特性によって多岐にわたりますが、高齢者なら、入居者の介護内容や保険・医療の相談、援助プログラムの作成を行い、児童関係なら、子どもたちに対する援助、育成、指導を行います。施設によって呼称が違うので、内容をチェック 公的機関でケースワーカーとして働く場合は、まず地方公務員試験に合格する必要があります。民間施設の場合は福祉人材センターソーシャルワーカーという職業は相談・援助担当の職員の総称です。現在、ひとつの分野に精通した専門家が望まれています。老人から子どもまで幅広く相談・指導を行う相談員がケースワーカーです。やハローワークなどで募集していますが、「ケースワーカー」という名称の募集ではなく、生活相談員、児童指導員などのその施設に適した職種として募集をしているのが一般的なようです。試験を受験する必要があります。老人福祉施設の生活相談員などの配置はたいてい1名ということがほとんどで、介護支援専門員(ケアマネジャー)(P33参照)の有資格者が条件となる場合がほとんどです。関連学科社会福祉学科、地域福祉学科、人間関係学科 など関連学科社会福祉学科、地域福祉学科、人間関係学科 などソーシャルワーカーケ−スワ−カ−相談・援助で、利用者を支援!社会生活を支える相談・支援の専門家?

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